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【RIZIN】那須川天心が涙のラストマッチ、相手の五味隆典「武尊はもっと強いぞ」

2021/12/31(金)UP

天心のジャブが五味の顔面をとらえる

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.33』
2021年12月31日(金) さいたまスーパーアリーナ

▼第13試合 RIZINスタンディングバウト特別ルール 3分2R
-那須川天心(TARGET/Cygames)
勝敗無し ※エキシビションマッチのため
-五味隆典(イーストリンカンラスカルジム)

那須川がパンチで攻める

 RIZINスタンディングバウト(キックなし・ボクシングに準じる)特別ルールとは、スペシャルエキシビションマッチで判定なしのKO制だ。

 那須川の大晦日の相手は誰になるのか、長く注目が集まっていたが、那須川が「五味さんとだったら最高の引退ができる」と指名した。元修斗世界ライト級王者にして初代PRIDEライト級王者の実力を持つMMA界のレジェンドの五味とラストマッチを行う。

 前日計量で那須川は62kg、五味は75.3kgと約13kgの体重差がある。那須川は8オンス、五味は10オンスのグローブハンデがある。

 那須川はトリケラトプスのガウンを着て入場。”卒業”に感極まったのか、目に涙を浮かべ花道を渡った。

五味のパンチをかわす那須川

 1R、五味が重心を低くし右ボディを当てる。那須川が素早い連打も、五味のジャブによるリーチの差で届きにくい。ラスト45秒、那須川がストレート、フックの連打、右フックがヒットも五味は下がりかわす。五味の左フックもかする。

 2R、五味はジャブから右アッパーで強烈なボディ。前へ出る天心も左ボディを返す。
 那須川がジャブを当てると五味が前へ出て、左右フックを振るう。五味のスイッチが入ったか。那須川もガードを下げ気味に肩で受け、打ち合う。わざと受けているか。

五味の重いパンチがヒット

 さらに前へ出る那須川が飛び込んでアッパー。五味が左右のフックを入れるも、那須川はスリッピングアウェーで勢いを殺しパンチを出す。最後は那須川の右フックがヒットした。

 判定による勝敗はなく、天心のRIZINラストマッチが幕を閉じた。

 五味は「無茶させないで、榊原さん。2週間で天心はないだろ。2週間ダメだよ、2ヶ月でなきゃ」とセルフ名言パロディして笑いをとる。また「天心は2ヶ月前よりも(スパーリングした時より)強くなってた。けど武尊はもっと強いぞ」とハッパをかけた。

 天心はラストRIZINのマイクで「体格差はあったんですけど、それよりも重い、プライドが拳に宿ってて。楽しくも、寂しくもあり、色んな感情が混じった試合でした」とコメント。
 さらに「この試合で僕はRIZIN卒業という形になるんですけど」と言葉をつまらせ「僕RIZIN大好きで」と涙ぐむ。

好勝負を演じた五味(左)と天心(右)

「RIZINが大好きです。こんな僕ですけど、支えてくださってありがとうございました。何者でも無い僕にチャンスを与えてくれたRIZINの舞台や榊原さん。こころよく送り出してくれた伊藤会長、父親、本当にありがとうございます」と感謝を述べる。

 さらに「あと2試合残っています。4月のRISEと、6月の武尊選手との試合。これは大勝負なんで、絶対にRIZIN代表としてしっかり勝って、キックボクシングを卒業したい」と意気込み。

 最後にさらにファンの子どもたちへ「人が決めた限界は、人しか越えられない」と自身のチャレンジに続いてほしいメッセージを送った。

※全試合結果はこちら

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