武尊、サウスポーに「苦手意識あった」天心戦に向け魔裟斗がアドバイス
元K-1世界王者・魔裟斗が、31日に投稿されたK-1三階級王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)のYouTubeチャンネルに出演し、武尊が6月に戦う那須川天心との”世紀の対決”について語った。
この一戦の注目ポイントとして、オーソドックス(右構え)の武尊が、サウスポー(左構え)の那須川にどう対応するかが見どころの一つとなっているが、武尊はサウスポーへの苦手意識を口にした。
【動画】武尊がサウスポー対策の猛烈なミット打ち!、魔裟斗がサウスポー対策をアドバイス
武尊はサウスポーの選手について「戦績でも3,4人ぐらいしかやっていない。どこかで苦手意識があった」と苦手だったと素直に吐露。
サウスポー対策として「去年からずっとサウスポーとしか練習しないようにしていた」と約半年前からずっと”仮想天心”を意識して練習していると言う。また今年からは井上尚弥も所属する大橋ジムにも行き、サウスポーの選手たちとスパーリングしている。
魔裟斗も「サウスポーに慣れるのがとにかく大事」と同意する。魔裟斗自身、サウスポーだった山本KIDとの前には「サウスポーで60kgちょっとぐらいの動きの早いアマチュアとかボクシング選手を呼んでもらって結構スパーリングをやった。ボクシングスパーを30ラウンドくらいやって、だいぶサウスポーに慣れてきたかな」と経験談を語ると、武尊も深くうなずく。
さらに魔裟斗は、KID戦に向けた秘密兵器を用意していたと語る。「自分の中でヒザ蹴りのカウンターだけは合わせると決めていた、それの練習だけはしていた。ヒザであの試合は勝ったようなもの。だから武尊も1個何かそういう攻撃を持ってたらいいかもしれない」と天心への必殺技を持っておくと良いかもと語る。
武尊の「サウスポーと戦う時のアドバイスってありますか?」との質問にも、魔裟斗は「サウスポーに対して、オーソドックスみたいに左のジャブが出るようになったらだいぶ慣れたな」と”慣れ”の目安を語る。「向き合った時に、相手の前手と自分の手がぶつかって、ちょっと打ちにくい。そこが打てるようになったら慣れた証拠」と具体的なアドバイスを送った。
また魔裟斗は、自身のYoutubeチャンネルに出演した武尊に「SILVER WOLF行けばいいでしょ」と、自身の盟友・大宮司トレーナーのジムも勧めている。SILVER WOLFは、かつて武尊と戦ったサウスポーの名手・村越優汰も練習するジムで「めちゃくちゃ良いじゃん、サウスポーだし」とプッシュした。
武尊は「僕にリベンジしたいと思ってるから、やりたくないんじゃないかな」と笑うが、魔裟斗は「その気があるんなら大宮司くんに連絡するよ」と協力を惜しまない。
魔裟斗自身、引退前には「日本人の今まで対戦した相手を、スパーリングパートナーとしていっぱい呼んだ。もう戦うことないから割り切った」とかつて戦った相手の力も借りて、ラストマッチにも挑んだと言う。
果たして武尊も大一番に向け、かつてK-1でしのぎを削った相手たちと、天心戦に向け共に練習する展開となるのだろうか?
動画では他に、武尊がプライベートジムを作った理由や、現在の武尊の拳の状態についてなど興味深い内容が語られている。
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