負けたら引退覚悟の武尊、天心戦以降は海外挑戦も視野「ラスベガスで試合がしたい」引退後の夢も語る
K-1スーパー・フェザー級王者・武尊が本日15日、TBSラジオ『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』に出演し、これまで輝かしくも見える格闘技人生の栄光と挫折、ブライベートの恋の話、6月の那須川天心戦のことや、その後の目標まで語った。
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6月の那須川戦については「昨年末に試合する予定で調整していたのですが、6月になってしまった。ちょっと空いちゃうんですけど、体をしっかり作って調整したい。格闘技界をもっともっと、昔の魔裟斗さんがやってた時みたいに、盛り上がってもらえればすごく嬉しい。格闘技ファンだけでなく、格闘技ファンでない人もちょっと興味を持ってくれたりとか。これきっかけで格闘技がもっとドーンと大きくなったら」と語る。
夢について聞かれた武尊は、格闘技では「海外に挑戦してラスベガスで試合をしたい」と語る。しかし、これには6月の天心戦に勝つ必要があるだろう。カード決定会見でも語っていたように、ラジオでも「いつでも負けたら引退の覚悟で挑んでいる」という武尊。プロでは1度だけ負けたことがある。それは12年6月のKrushでのこと。1Rにまさかのダウンを奪われた武尊は1R終了時に鼻骨骨折が判明しドクターストップでTKO負けを喫した。そのとき辞めなかった理由は「周囲やジムから強く引き止められたため」とラジオで語った。
伸び盛りの武尊をジムは離さず、翌年には見事Krush王者となり、その2年後にはK-1王座も獲得した。スピードの天心にパワーの武尊、専門家などは前半の那須川のスピードをしのげば、後半の4、5Rは武尊が有利になる見方もある。武尊も先月の会見では延長無制限の完全決着を望んでいた。果たして武尊が勝って、海外挑戦にステップアップとなるか。
引退後については「引退した後はアクション俳優になりたい。昔からブルース・リーやジャッキー・チェンの映画は凄く見ていて、一度『ハイ&ロー(※HiGH&LOW THE MOVIE2 17年公開)』という映画でアクションさせてもらったときに、すごく楽しかった」と話した。
ラジオではそのほかに、K-1に憧れ小学生の頃に空手を始めるも、負けてばかりで辞めようと思ったが、母親に無理矢理行かされていた話から、アマチュア時代でのタイ修行の話、上京後にバイトしながらの下積み時代、そして好きな彼女に29回もアタックし、ようやく交際OKになった話で盛り上がった。一度ターゲットを決めたら離さない武尊、天心戦が今から待ち遠しい。
武尊は最後に、2月27日(日)K-1東京体育館大会について「2月にエキシビションですが、試合と同じ気持ちでやろうと思ってるので観にきて欲しい。あと、6月に人生かけた試合があるので、テレビでも放送があると思うのでみんなで応援してもらえると嬉しいです」と話した。
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