2022/02/11（金）UP
（最終更新：2022/02/11 06:38）

玖村修平（左）が小澤海斗（右）に引導を渡すと宣言

　2月27日（日）東京体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』。K-1フェザー級ワンマッチで対決する玖村修平（25＝K-1ジム五反田チームキングス）と第2代Krushフェザー級王者・小澤海斗（28＝K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）のインタビューが主催者を通じて届いた。

【動画】玖村修平の強烈な右で才賀紀左衛門が大の字ダウン！KOの瞬間

　玖村は、今大会のK-1スーパーバンタム級王座決定トーナメントに参戦する玖村将史の兄。NJKFバンタム級王座の戴冠歴を引っ提げK-1グループに継続参戦。21年12月、2度目のK-1大阪大会出場で才賀紀左衛門にKO勝利している。

　対する小澤は、K-1フェザー級創設時から武尊との激闘など、多くの試合で会場を沸かせてきたK-1の中心的存在。ここ最近は敗戦も経験し、悔しい時期も経験したが、21年9月のK-1横浜アリーナ大会では國枝悠太に判定勝利している。

才賀紀左衛門（右）にKO勝利した玖村

　玖村は小澤について「昔はオーラがあって“ダイナマイトキッド”と呼ばれるのにふさわしい爆発力があったと思うんですけど、今は牙が抜かれたというか、勢いもなくなって、闘争心がなくなったのかなという印象ですね」と辛辣だ。

　現在の小澤のスタイルについては「一発のパワーはあるかなと思いますけど、昔みたいに相手を呑み込んで飛びかかってくるような勢いがないというか。こっちが気を抜かなければもらわないよなという感じです」と勢いがなくやりやすいと言う。

　続けて「僕はK-1の世界って、ちょっと知名度があるからと言って、惰性で出られるリングにしてはいけないと思うんですよね。（小澤が）中途半端にやってるんだったら、僕が倒して引導を渡したいと思います。これで終わりにしてやろうかなというぐらいの気持ちでぶつかるので、それ以上の気持ちで来てほしいです」と小澤の本気度を試すと言う。

　小澤に勝利後は「僕は今のKrushチャンピオン（新美貴士）とK-1のチャンピオン（軍司泰斗）に負けているので、今年はその選手たちにリベンジする1年にしたいです」とタイトル戦線へ駆け上がり、リベンジロードを歩みたいと語った。

強烈なミドルを叩き込む小澤

　対する小澤は玖村について「スピードがあるかなってくらいで。他にはカウンターには気をつけてます」とスピードに警戒する。

　試合展開については「まず勝つことが最低条件なので、勝ちにいく試合をして、いざ蓋を開けてみたら圧勝してましたという結果を残すことが一つです」とまず勝ちに行くと言う。
　また「2022年の課題でもあるんですけど、非情になって相手を狩りに行くということですね。感情なんか一切出さないで、無になって、狩る。そういう、観客が引くような試合をしたいです」と今まで自分に足りなかった”非情さ”がテーマだと言う。

　現在のフェザー級については「K-1は早く俺にタイトルマッチをやらせた方がいいと思いますよ。フェザー級は今いちパッとしてないので、早く俺を使えよと思います」とタイトルマッチを要求。
　さらに「2021年は試合も含めて、感覚を掴むだけの練習だったんですよ。今は自分でもいい感覚が掴めそうなので、その感覚を大事にしつつ、今年は爆発します」と完全復活に向け意気込んた。

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