2022/02/10（木）UP
（最終更新：2022/02/11 08:02）

武尊は、自身のTwitterで和気とスパーリングしたことを報告した（武尊Twitterより）

　K-1スーパー・フェザー級王者の武尊（30=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）が、昨夜9日、自身のTwitterを更新しボクシング元日本王者“リーゼントボクサー”の和氣慎吾とスパーリングをしたことを明かした。

　和氣は天心と同じくサウスポーファイター。以前も武尊とスパーリングしていたことがあるため、今回も再び力を貸す形となった。
　また和氣は過去に天心と対戦する志朗のスパーリング相手を務めたこともあり、“仮想・天心”として貢献した。志朗が天心と最後までパンチで打ち合うことができたのは、和氣の力が大きかったはずだ。

　武尊は「今日は和氣慎吾さんとスパーリング。めっちゃ勉強になる。ありがとうございました」と満足そうな笑顔の写真を掲載。今度の軍司戦、そしてその先の天心戦へ向けて着々と準備を整えている。

元日本スーパーバンタム級王者の和気は、世界を目指している

　ちなみに和氣は、自身のYouTubeチャンネルで天心と武尊の勝敗を予想している。番組の中では、「武尊選手は激闘型のスタイルで、ボクシングは1ラウンドから10ラウンド、もしくは12ラウンドなので、あれはできない。でもキックボクシングは3ラウンドなので、あれができるんです。天心選手はスパンとパンチを当てるタイプなので、どうなるのか楽しみですね」と期待を寄せている。

　そして、「距離を取ってしっかり戦う天心選手と、前へ出て打ち合う武尊選手。自分が天心選手だったら、武尊選手の距離では戦わないです。足を使って離れて、入ってきたところをカウンターで当てるイメージですね。おそらく武尊選手が距離を詰めていくでしょう」と展開を予想する和氣。

　さらに、「正直、レオナ・ぺタス選手を見るまではボクシング技術の高い天心選手が勝つと思っていました。でも、ぺタス戦を見て確信しました。武尊選手が勝ちます。武尊選手はカリスマ性があって、重圧がある中でぺタス選手に勝つのは持っています」と武尊の勝利を断言した。

　昨日は、天心が4月のRISEラストファイトで風音との対戦を発表したばかり。二人が前哨戦で、どんな試合を見せてくれるかで勝敗予想が大きく揺れそうだ。

　なお、武尊は、2月27日（日）に東京体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』でK-1 WORLD GPフェザー級（57.5kg）王者・軍司泰斗（22＝K-1ジム総本部チームペガサス）とスペシャルエキシビションで対戦する。まずはここでどのような動きを見せるのか注目したい。

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