【K-1】初Vに挑む山崎秀晃、対戦する大和哲也に「残酷なくらいに一瞬で切り落とす」“新生vs旧王者”に中村Pが感涙も=4.3
4月3日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN〜K’ FESTA.5〜』の第1弾対戦カード発表記者会見が9日、都内にて行われた。
K-1スーパー・ライト級タイトルマッチ(3分3R・延長1R)にて、王者・山崎秀晃(34=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が、大和哲也(34=大和ジム)を挑戦者に迎えて、初防衛戦を行う。
山崎は新生K-1旗揚げから参戦し続けるベテラン。20年9月に安保瑠輝也の持つK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座へ挑戦し1R KO勝利、悲願のK-1王座奪取を成し遂げた。昨年3月にはノンタイトル戦で強豪の不可思を左ストレート一撃、わずか70秒で秒殺KOするなど、勢いに乗っている。
対する大和は10年に旧K-1のK-1 WORLD MAX -63kg初代王者に輝くなど、豪腕を武器にKOを量産してきたK-1レジェンド。昨今は連敗に苦しんだが、昨年12月に大野祐志郎をKOで下し、復活の狼煙をあげた。
「このカードは絶対どこかで実現したいと思っていた」と中村プロデューサー“肝いり”のマッチメイク。旧K-1の軽量級のエースだった大和と、当時のKrushで輝いていた山崎を10年以上の月日を経た新生K-1のリングの上で対峙させたかったとする想いと、「武尊vs天心と同じくらい、夢の対決」と、感極まった中村Pは涙まじりに熱い気持ちを語った。
山崎は「(過去)大和選手の活躍を見ながら、悔しさと羨ましさで頑張ってきた部分がある。僕はずっとこのK-1のベルトを目指して頑張ってきた。実は注目選手として初めて取材をしてもらったのが、当時記者だった中村さんだった。今回、その中村プロデューサーや、皆さんに感動してもらえるような試合をお届けすることを約束します」と、中村Pの気持ちを受けとめた。
一方の大和は「山崎選手のこれまでの試合は見てるし、選手としての強さ、人としての強さも知っている。正直、久しぶりに怖い選手と戦うので、すごくドキドキ、ワクワクしている。時期は違うが、自分はある意味、伝説のトーナメントを制した。また、新たな伝説を山崎選手と試合をして残したい」と、意気込んだ。
お互いの印象を尋ねられると、山崎は「(当時)自分がエントリーすらできない大会で王者になった大和選手にリスペクトと憧れの気持ちがある」といい、一方の大和は「今のK-1に出たいと思うきっかけになったのが山崎選手の活躍」と、称え合う。
しかし、リングの上での戦いは別と、王者の山崎は「リスペクトはあるが、僕の前に立つ以上、残酷なくらいに一瞬で切り落とす」と、きっちり倒す気持ちを見せた。
新生K-1の礎となった両雄がタイトル戦という最高の形で激突。果たして、山崎は初Vに成功するか、それとも、大和が新たな伝説を作るのか。
▶︎次ページは【動画】山崎が安保を壮絶なKOで下した劇的な瞬間
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