【RIZIN】吉成名高、那須川天心のような存在へ「盛り上げる試合は必須」とKO目指す

2022/03/04（金）UP
（最終更新：2022/03/04 15:50）

　3月6日（日）に開催されるスタジオマッチ『RIZIN LANDMARK vol.2』のキックボクシングルール（52.5kg契約）に挑む吉成名高（エイワスポーツジム）が明後日の試合を控えインタビューに応じた。ポスト那須川天心と期待されることも含め、意気込みを語った。

【フォト】誰！？ 珍しいメガネ姿の那須川天心、吉成の圧倒KOの試合を解説

　吉成はムエタイの二大殿堂のタイトル 「ラジャダムナンスタジアム」と「ルンピニースタジアム」のミニフライ級(47.63kg)でタイトル統一を達成し、外国人で2人目、日本人初の快挙を成し遂げた。合計8本のムエタイのベルトを獲得している

　対戦する白幡裕星（橋本道場）とは、以前にエイワスポーツジムで練習を共にしていたことがある。「得意技を知っている部分もあると思うので、やりづらい所もあるが、練習でやるのと試合でやるのは違う。試合になったらどういう展開になるのか楽しみ」と話す。

　改めて白幡の印象について聞かれると「オールラウンダー、キックボクシング、ムエタイのリズムができて状況に応じて戦い方を変えられる。ファイティングスピリッツがある選手」と分析。その相手に「今回の試合も、もちろんKOで勝ちたい」と意気込む。

　相手の白幡も吉成と同じく、鋭い蹴り技を持つファイター。「蹴り合いでも見ている人に面白いと思ってもらえるような。キレもあるし、美しさもあるムエタイならではの蹴りのリズムも見せられるかな」と蹴り合いにも期待しつつ、「ムエタイの強さを見せたい。他の選手にない動きを見せて凄いと思ってもらいたい。ヒジにこだわりすぎず、のびのび試合をしたいです」と、こだわりを捨て自身の能力を少しでも見せたいという意思が伝わってくる。

　那須川がRIZINから卒業した今、RIZINキック部門の存続が問われている。吉成は「天心選手がRIZINキックで残してきた実績は凄いので、自分がそこの存在にならないといけない気持ちはある。そう簡単ではないと思うので、人間としても成長しないといけないと思っています」とし、そのためにも「どの展開になっても盛り上げられる試合をするのは必須」と語った。

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