2022/06/10（金）UP
（最終更新：2022/06/10 13:26）

スーパー王者京口（左）とレギュラー王者ベルムデスが睨み合い（WBA Instagramより）

　6月10日（日本時間11日）にメキシコ・グアダラハラで開催される［WBA世界ライトフライ級統一戦］の前日計量が行われ、スーパー王者京口紘人（28＝ワタナベ）とレギュラー王者エステバン・ベルムデス（26＝メキシコ）は共に108ポンド（48.97kg）で一発パス。バキバキの腹筋とマッスルポーズを披露した。

【動画】京口とベルムデスの激しい睨み合い！

　そしてフェイスオフでは互いにバチバチの視線をぶつけた。開始10秒でベルムデスは熱くなったのか、さらに一歩踏み出して接近し睨み合いを続けた。通常、20秒ほどのフェイスオフも３０秒の長丁場に。終了の合図とも言うべく場内から拍手がわき起こると、京口が前を向きフェイスオフは終了した。

　京口にとって1年3カ月ぶりの試合。前戦ではWBA世界同級10位のアクセル・アラゴン・ベガと対戦。ベガの右パンチが京口の頭に当たったことで、ベガが右拳を負傷、5RでTKO勝ちとなり3度目の防衛に成功した。今回4度目の防衛戦だ。

　対するベルムデスは昨年5月28日にレギュラー王者カルロス・カニサレスに6回KO勝ちを収め王座奪取。約1年ぶりの試合は初防衛戦とひとつ上のスーパー王座を狙う戦いになる。ここ3戦のうち2戦はKOと勢いに乗り、さらにベルムデスのホームなだけに無敗の京口とはいえ厳しい一戦となる。

【選手データ】（22年6月10日現在）
京口紘人(28=ワタナベ)大阪府出身
身長161cm　リーチ162cm　構え：右
15勝(10KO)無敗
タイトル：WBA世界ライトフライ級スーパー王者、元IBF世界ミニマム級王者

エステバン・ベルムデス（26＝メキシコ）
身長170cm 構え：右
14戦(10KO)3敗1分
タイトル：WBA世界ライトフライ級レギュラー王者

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