【ボクシング】京口紘人、相手が右フック自爆で戦闘不能に TKOでV3達成
3月14日(日・日本時間)、WBAライトフライ級スーパー王者の京口紘人(27=ワタナベ)が、アメリカ・テキサス州ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターにて3度目の防衛戦を行い、同級10位アクセル・アラゴン・ベガ(20=メキシコ)に5回TKO勝利を果たした。アグレッシブなファイトを見せたベガだったが、右フックを放った後突然苦悶の表情に。足を引きずりだし後退、戦闘不能になった。
試合は京口が身長162cm、ベガは146cmと身長は16cmの差だが、リーチも16cm差の両者。さらにベガはランキング同級10位という選手だけに、京口の勝利予想が多かった。
しかし、予想外にベガはタフで、身長の低さを最大限に使い戦った。
1Rから16センチの身長とリーチ差を生かし、京口は積極的にジャブを刺し、得意の左ボディブローにつなげる。ベガは短いリーチを生かし、時折飛び込み接近戦で連打。
2R、京口の左ボディブローがヒットするが、ベガは頭をつけボディブローを返す。超接近戦のベガに京口は左右のアッパーで攻める。ベガの右フックを受け、やや後退した京口にベガは連打で攻める。京口は下がりながらアッパーを返す。圧力をかけるベガに、下がりながらアッパー、ボディを打つ京口だがやりにくそうだ。
しかし4Rにはベガの突進をくじく京口のカウンターのジャブが有効。突進に合わせアッパーもヒット。ベガも接近してボディを打つが、京口のボディブローでベガは効いたか一瞬動きが止まる。
5Rも相変わらず突進のベガ、左ボディブローをヒットさせていく京口。ベガが右フックを打ち京口の頭にヒットすると、どこかを痛めたのか突然苦痛の顔で後ろを向き、左足をひきずりながら後退する。そこに京口は追いかけ右フックをベガの顎に打ち抜くとレフェリーは試合を止めた。
一体何があったのか、コーナーで座ったベガは氷で右拳を冷やしている。DAZNで放送された解説陣も驚きの様子だったが、番組では何度もこのハプニング映像がスロー再生されていた。
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