【ボクシング】木が倒れるような衝撃KO、起き上がりに何度も転倒=WBO欧州王座戦
3月13日(日・日本時間)に、英国ボルトン ホワイツ ホテルにて行われたWBOヨーロッパライト級王座決定戦で、ゲイリー・カリー(25=アイルランド)が2R2分14秒でTKO勝ちし新王座に就いた。
カリーはアマチュアボクシングでもヨーロッパユース選手権で金メダルを獲得。17年からプロに転向し、今回の勝利でプロ戦績を12勝(6KO)無敗に伸ばした。
カリーはライト級(61.24kg)でも珍しい188cmという高身長。対するビクトル・コトチゴフ(27=カザフスタン)は身長170cmの前WBCインターナショナル同級王者だ。
カリーは1Rからコトチゴフをロープに追い込むなどペースを握る。そして2R、サウスポーのカリーは高身長を生かした下からの右フリッカージャブから左のロングストレート! それがコトチゴフの顔面にクリーンヒットすると、木が倒れるようにゆっくりを倒れ、仰向けにマットに倒れた。すぐに立ち上がろうとするも、転がり、さらに四つん這いで歩くとまた転がるなどしレフェリーはカウント7で試合を止めた。ダウンしたコトチゴフはしばらく起き上がれず、しばらくして2人に抱えられ、ふらつきながらもコーナー近くの椅子に座ることができた。
勝ったカリーは「ビクトルはとても打たれ強いけど、私は昨年、更にプロとして成長するために一生懸命努力してきて、今回は3ラウンド以内でのKOを狙っていた」と前WBOインター王者に予想通りのKO勝利、近い将来、世界王者になるとの自信も語った。
なお、現在のWBOライト級世界王者は4団体統一王者のテオフィモ・ロペス(米国)、2位にワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、5位に中谷正義(帝拳)、7位にホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)など世界の強豪がそろう。果たしてカリーの世界挑戦はいつになるのか。
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