【K-1】極真世界王者・与座優貴が3連勝中の篠原悠人と対決「ライト級の強豪を一人ひとり倒していく」

2022/06/14（火）UP
（最終更新：2022/06/14 20:58）

　8月11日（木・祝）福岡国際センターで開催される『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の第一弾対戦カード発表会見が、14日都内にて行われた。ライト級の一戦（3分3R延長1R）で、極真世界王者・与座優貴（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）vs第6代Krushスーパー・ライト級王者・篠原悠人（DURGA）が決定した。

【動画】極真世界王者・与座のハイキックがクリーンヒット！失神KO勝ちの瞬間

　与座は2017年の極真会館・世界ウエイト制（軽量級）王者。19年にキックボクシングに転向すると、KNOCK　OUT等で活躍すると昨年12月にK-1グループ参戦。衝撃的なハイキックKOでデビューを飾ると、今年2月にいきなり現K-1ライト級王者・朝久泰央に打ち勝ち判定勝利、大きな注目を浴びた。

　対する篠原は18年にKrushスーパー・ライト級王座を獲得、K-1のリングはゴンナパー・ウィラサクレック、卜部功也などの強豪選手としのぎを削ってきた。一時は3連敗していたが、現在は3連勝と復活を見せている。

　与座はダイレクトリマッチで朝久との王座戦が期待されていたが、朝久の与座戦時の怪我が治らず、篠原がチャンスを掴んだ。

　会見に登場した与座は「ダイレクトリマッチでタイトルマッチだろうと、試合後2日後から練習に臨んでいた。しかし切り替えて、ベルトは無いが、チャンピオンに勝ったので自分がチャンピオンというマインドで、ライト級の強豪選手を一人ひとり倒していきたい」と早くも風格を漂わせる。

　相手の篠原については「すごくうまくて強い選手」と評価し、今回の試合では「2月には自分が勝ったことで皆驚いたと思うけれど、8月に関しては2月から進化したことで驚かせたい」と更なる強さを見せつけ勝利したいと語った。
　
　対する篠原は「与座選手とはいつかやるのかなと思っていた」とターゲットに入れていたと言う。「今回チャンスが回ってきて、これに勝てばタイトルも見えてくるかなと思うので。格闘技人生の中で正念場かなと思うので。気合入れて勝ちにいく」とこのチャンスを逃さない。

　与座について篠原は「K-1に来る前から知っていたが、K-1にも向いており、蹴りも身体も強いなという印象」とフィジカルの強さを認める。あらためて「今の与座選手に勝てばタイトルマッチもアピール出来る。面白い試合をして試合で魅せる」と与座を食ってタイトル挑戦権を奪い取りたいと燃えた。

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