【ボクシング】ロマチェンコが10月に復帰の意向、1階級下の統一王者が対戦熱望も
プロボクシング元世界ライト級王者のワシル・ロマチェンコは母国ウクライナの領土防衛隊で戦っているが、米スポーツメディアESPNが7日(日本時間8日)に、米プロモート会社トップランクのトッド・デュボフ社長の取材で「ロマチェンコが早ければ10月に戻りたい」と述べていることを伝えた。
【フォト&動画】ロマチェンコの最近の軍服姿、対戦熱望の1階級下の統一王者の豪快KOシーン
この取材は5日に行われ、『ESPN』によるとロマチェンコの復帰戦の相手や開催地など、詳細は不明だという。
ロマチェンコは20年末にテオフィモ・ロペスに判定負けし王座陥落以降、2勝を挙げ再びタイトル戦へ準備。ロペスに勝利し3団体統一ライト級王者となったジョージ・カンボソスJr(オーストラリア)と今年6月にタイトルマッチに合意していたが、2月末のロシア軍侵攻により、母国へ戻り領土防衛隊へ入隊。対戦はキャンセルになっていた。そのため今年はまだ一戦もしていないが果たして相手は誰になるのか。
ロマチェンコが戦うとしたら、まずは一旦キャンセルになったカンボソスとの統一戦が優先だろう。
そのロマチェンコに1階級下で現WBC・WBO世界スーパーフェザー級統一王者シャクール・スティーブンソン(米)も対戦したいと8日(日本時間9日)米ボクシングメディア『ボクシングシーン』が報じている。
スティーブンソンはリオ五輪銀メダリストで、ロマチェンコは五輪金を連覇した、互いにテクニシャン同士の対戦だ。トップランクには世界の多くのファイターが所属、日本人では村田諒太や井上尚弥も所属する。スティーブンソンはトップランクのボクサーの中で誰と戦いたいかを聞かれるとロマチェンコの名を挙げた。
「彼とウクライナの戦況がどうなっているかは知らないが、僕と彼は戦う必要があると感じている。僕たちは今、ボクシングというスポーツで最高のテクニックを持つ2人のファイターだと感じている。テクニックやスキルなど、僕と彼はそのようなレベルにあると感じている。だから、いつか実現しなければならない試合だと感じているんだ」と語っている。
今後の動向を見守りたい。
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