【KNOCK OUT】渡部太基、”天心vs武尊”後のキック界に「刺激が強いのをぶっ込む」良太郎「意地と意地がぶつかり合う試合に」

2022/07/13（水）UP
（最終更新：2022/07/13 13:30）

　7月23日（土）に開催される『KNOCK OUT 2022 vol.4』（東京・後楽園ホール）の［KNOCK OUT-BLACK（※ヒジ無し）ウェルター級］で対決する、第4代Krushウェルター級王者・渡部太基（34＝TEAM TEPPEN）と元REBELS-REDライト級王者良太郎（33 =池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI）の試合前インタビューが主催者を通じて届いた。

【動画】ミドルでダウンを奪い、強打でとどめを刺す良太郎

　共に激闘派ファイターとして知られる両者。
　渡部は良太郎を「気持ちを前に出して戦うファイター」と評するが「『俺の方が気持ち強いだろ』と思っている。気持ちの強さでは自分が一番」と、気持ちの勝負では絶対に負けないとする。

　今回の試合については「このところ判定勝ちが続いている。しっかり倒して『これぞ渡部！』というものを見せたい」とKOして面目躍如したいと望む。

　現在KNOCK OUTでは2連勝中だ。タイトルについては「本当に『いつですか？』と聞きたいんですね」と挑戦を待ち望む。「ときどき、目標を見失ってしまいそうになる。キッチリ結果を出して、早いところベルトにつなげたい」と戦う理由のためにも今回勝って王座戦へ繋ぐ。
　
　先月には同じジムの那須川天心が武尊戦で勝利を飾った。渡部は「あの大会はすごかったと思います。でもあれが終わって一つの時代が終わったというか、僕の周りも含めて格闘技ファンもぽかーんとしちゃったところがあって。だから、刺激の強いのをぶっ込んでやろうかと思ってますけど。目を覚まさせてやらないといけないんで」と注目させてやると意気込んだ。

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　対する良太郎は「10年はヒジ有りでやっていた」と言うヒジありルールの激闘派だ。階級も違うことから「まさかやるとは思いませんでしたよ。面白いですね」と不敵に笑う。

　そんな渡部に対する対策は「僕の試合を見てもらってれば分かると思いますけど、どんなに対策練習したって、一発もらったら…そこは渡部選手も同じじゃないですか」と対策よりも一発が勝負を決めると語る。

　どんなに対策を立てても「一発食らうと忘れちゃうんですよ。まあ、普段の練習で体が覚えてるんで、それを信じます」と試合の時は本能に任せて戦う。

　試合展開については「看板背負って意地と意地がぶつかり合えば、必然的にいい試合になるので。渡部選手もそういうものを持っているからこそあれだけの実績を築けたと思うし、そこは僕も楽しみですけどね」と激闘を約束する。

　最後に「渡部選手に自分と同じニオイというか、色気を感じたからこの試合を受けたというのもある。2人で精一杯戦って、どちらも満足、お客さんも満足、プロモーターも満足というのが一番いいじゃないですか」と”三方良し”の戦いをしてみせると語った。

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