【RIZIN】伊澤星花戦に自信の21歳柔術家ラーラ「次の9月の準決勝のことも考えています」＝7.31さいたま

2022/07/29（金）UP
（最終更新：2022/07/29 15:39）

　7月31日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.37』の試合前個別インタビューが行われた。メインイベントの女子スーパーアトム級ワールドグランプリ一回戦で現スーパーアトム級女王・伊澤星花（24＝フリー）と対戦する、ブラジルのラーラ・フォントーラ（21＝Constrictor Team）は、「次の9月の準決勝のことも考えています」とこの試合に対する自信をうかがわせた。

【動画】柔術家ラーラが見せたパンチの激しい打ち合い

　可愛いキャラクターのTシャツ姿で登場したラーラは、「今はとても暑いですが、暑い日に試合をするのが好きです」と笑顔を見せた。対戦する伊澤は公開練習でラーラが得意とする下からの腕十字固めを警戒していたがラーラは、「腕十字だけではなく、アームロック、トライアングルなど、足関節への技もできます」と多彩な技を持っていることを明かした。

　どんなフィニッシュを考えているか聞くと「マウントポジションを奪ってフィニッシュします」と下からではなく、上からの寝技で仕留めることを予告した。伊澤は打撃にも力を入れているようだが、「もしもキックやパンチをしてきても、テイクダウンするだけです」と気にしていない。柔術がベースのため打撃に自信がないのかと思われているが、「私の試合を見たことがないと思いますが、スタンディング、グランド、すべてコンプリートなファイターだということが分かると思います」と自信満々に語る。

　彼女の理想のスタイルは、「レスリング、ボクシング、ムエタイ、すべてできるファイターを目指しています」という。「次の試合だけではなく、9月の準決勝のことも考えています。そして12月にベルトを獲りたい」とラーラ。最後に伊澤が世界で通用するか聞くと、「彼女は世界で通用すると思うけど、私は彼女より上です」と強気の姿勢を貫いた。

　伊澤に忍び寄る、不気味な刺客。RIZIN榊原信行CEOの「日本人全敗もあり得る」という発言が、ここに来て現実味を帯びてきているのか。すべては明後日31日に分かる。

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