【RIZIN】RENA「きっちりKOする」対する戦下ウクライナの美女戦士「勝って母国の国旗を揚げる、それが責任」
7月31日(日)『RIZIN.37』(さいたまスーパーアリーナ)で行われる、8人制の女子スーパーアトム級ワールドグランプリ(WGP)の一回戦で対戦する、現シュートボクシング世界女子フライ級王者RENA(シーザージム)とアナスタシア・スヴェッキスカ(ウクライナ)が、試合前インタビューに応じた。
【動画】アナスタシアが対戦相手をボコボコに!強烈ミット打ちも
RENAはアナスタシアについて「凄く強いと想像して、追い込んで練習してきた。未知が一番怖い。想像を上回るのか、下回るのか」とし「ワクワクが大きい」と笑顔だ。
アナスタシアの身長は169cmだ。RENAは「手足が長い分パンチが伸びてくる。打撃で来るんじゃないかな。右がすごく強いので、もらいたくないけど、穴はある。きっちりKOする」とRENAのフィールドである、打撃でのKO勝利を宣言した。
AACCでの練習仲間・浜崎朱加もトーナメントに出るが、現在はまだ一緒に練習している。RENAは「(浜崎と)やるのであれば決勝。準決勝までは朱加さんの力が必要。2人で一緒に勝ち上がりたい」と対戦するまでは共に励む。
トーナメント発表会見では、現RIZIN女子スーパーアトム級王者の伊澤星花に「この中で勝てるのは私しかいない」と発言した。その真意について「それぞれ(の選手)の持っているカードを考えた時、私は打撃なので、ワンチャン勝てるのは私」と浅倉カンナのレスリング力や、浜崎の寝技に比べ自分が一番勝てる可能性が大きいと言う。
伊澤と対戦したいという気持ちは「浜崎さんの敵討ちではない。(浜崎が王者で)諦めていたRIZINのチャンピオンの座が、少し見えた。私もチャレンジ出来るんだという一つの光」と、今回のトーナメントに参戦するモチベーションを明かした。
最後に「一回戦を勝ち上がらないと話にならない。しっかりアピール出来る勝ち方をしたい」と明後日の試合に向け意気込んだ。
対するアナスタシアは現在も戦地となっているウクライナから出国。隣国ポーランドへの移動や、コロナを含む検査などで時間がかかり、在住するキーウを出てから1週間以上もかかったと言う。
RENAのことは「対戦相手のことを詳細に研究しないほう。オファーがあった時1回は見たけれど、トレーナーたちを信頼して練習をしてきた」とことさら意識することは無いという。
直近の試合は、ロシアとの戦争が始まる4日前、今年の2月のこと。1RTKO勝利していると言う。得意技は「多種多様な技を使う。前もってこの技を出そうとは考えない。リングで見てもらえたら」と試合展開に合わせ応じて変えてゆく。
現在のトレーニング状況は「厳しい状況。トレーニングを再開するのも大変だった」としながら「こういう時だから練習しないということはない。チャンスがあれば練習している。これだけの情熱を捧げているスポーツですから」と戦時下も可能な限り練習を積んでいる。
母国が戦地となっている状況での試合について「ウクライナの人々は善良でオープンです。数か月の間、我を忘れて防戦していました。私もその一人でした。でもそのままでいるわけにはいかないので、練習を始め、ここにいます。私の大きな目標は当然勝利を収めること。勝利して、ウクライナの国旗を揚げたいと思っています。これが国民への責任で、私の課題です」と今なお戦火に苦しむ同胞たちへ、勇気を与えるための必勝を期した。
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