2022/08/29（月）UP
（最終更新：2022/08/29 18:57）

白鳥（左）とYA-MAN（右）が激突する

　10月15日(土) 東京・大田区総合体育館で開催される、キックボクシングイベント『RISE WORLD SERIES』の対戦カード発表記者会見が、8月29日（月）都内にて行われた。

　Super Fight!スーパーライト級（-65kg）で白鳥大珠（TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kg級王者）vsYA-MAN（TARGET SHIBUYA）の大注目カードが決定。両者は、1階級下のライト級で戦っていたが、階級を上げて激突することになった。

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意気込みを語る白鳥

　白鳥は、高校3年生でWPMF日本タイトルを獲得。ボクシング転向を経てキックに戻ると、19年2月に秀樹にTKO勝利し第5代RISEライト級王者を戴冠。同年9月にはRISEワールドシリーズに優勝し世界王者となった。
　昨年はRIZIN KICK ワンナイトトーナメントで髙橋亮、皇治を破り優勝も果たした。今年は4月の『RISE ELDORADO 2022』で秀樹に延長判定勝ち。しかし、6月の『THE MATCH』ではK-1のゴンナパーにKO負けした。

　対するYA-MANは、キング・オブ・ストリートファイトの異名通り、真っ向勝負を信条とするファイター。21年5月よりRISEでスタートしたオープンフィンガーグローブマッチで、3連勝を飾り、大晦日のRIZINで皇治に勝利するなど、大ブレイクを果たした男。今年6月の『THE MATCH』では、K-1の芦澤竜誠を初回KOしている。

YA-MANがコメント

　8月に大阪で開催された『RISE WORLD SERIES』のリング上で、YA-MANは白鳥に対して「イケメンボッコボコにして顏の形変えて、俺の方が強いっていうのを世間に知らしめて俺がモテる世の中にしたい」などと対戦をアピールし、白鳥は「俺がモテ方を教えてやろうかと思う」と語っていた。その流れの中、試合が組まれることになった。

　YA-MANは、意気込みを求められると「今回の試合は、本当に強いのかを世間に知らしめる試合。キックボクサーとして強い白鳥選手を1R KOして、『やっぱりYA-MANは強かったんだ』というのを証明したい。白鳥くんの女性ファンを俺につけたいし、いつも以上に気合が入っている」とコメント。

向かい合う両者

　それを聞いた白鳥は「YA-MANは、RISEで一番乗りに乗っている。僕は『THE MATCH』でKO負けして、結果がついてきていない。ここは実力差を見せて勝たないといけない」と圧勝を誓う。ライト級ランキング10位のYA-MANに対して、自身が1位のため、その差を見せる構えだ。

　すると、YA-MANが白鳥に「今まで強いやつとやっていなかった。俺とやったらどうなるかわかると思う。落ち目の白鳥くんと勢いに乗ってるYA-MANがどっちが勝つかって言ったら、みんな分かると思う」と言い放つ。それを聞いた白鳥は「お前が言うなよ。オープンフィンガーで盛り上げているのは分かるけど、1キックボクサーとしてまだまだ。もう一度上に行くための土台でしかないので、きっちり差を見せつけますよ」と言い返した。

　記者から、YA-MANの喧嘩ファイトに付き合う気はあるかと聞かれた白鳥。「僕それで『今回喧嘩で行きます』と言って、6月は（ゴンナパー戦）ぶっ倒されたので喧嘩は向いてないみたいです（笑）。でも、殴り合う場面は絶対あるので楽しみにしていてください」と語っている。

　おそらく真っ向勝負を挑むYA-MANに対して、白鳥はどのように戦うのか。勝つのは、歴戦の白鳥か、それとも一気にトップ戦線に殴り込みをかけるYA-MANか。

▼Super Fight!スーパーライト級（-65kg） 3分3R延長1R
白鳥大珠（TEAM TEPPEN）
vs
YA-MAN（TARGET SHIBUYA）

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