2022/10/11（火）UP
（最終更新：2022/10/11 22:58）

ストライカー対決に気合を入れるスダリオ(C)RIZIN FF

　10月23日（日）マリンメッセ福岡にて開催される『RIZIN.39』の[RIZIN MMAルール　5分3R（120.0kg）]で、ヤノス・チューカス（ハンガリー）と対決する、元大相撲貴ノ富士・スダリオ剛（HI ROLLERS ENTERTAINMENT/PUREBRED）が公開練習を行った。

【写真・スロー動画】スダリオ”一撃KO”！突進するシュレックにフックを合わせる高度テクニック

　スダリオは20年9月にRIZINでデビューを飾り3連勝も、昨年6月シビサイ頌真にリアネイキドチョークで一本負け。同10月の再起戦で勝利するも、練習中に左ヒザの怪我を負ったが、今年7月の復帰戦で、関根“シュレック”秀樹に秒殺KO勝利を飾った。

サンドバッグに重いフックを打ち込む(C)RIZIN FF

　対戦相手のチューカスは英国MMA団体『UCMMA』などでプロ7戦全勝、フィニッシュ率100％を誇る未知の強豪。アグレッシブな打撃を得意とする。

　公開練習でスダリオはサンドバッグにパワフルなフック、ローキックを入れ、パンチングミットには滑らかなストレートのコンビネーションを打ち込んだ。

　相手のチューカスについてスダリオは「アグレッシブに来るタイプ。僕も同じタイプなので、早めに決着がつくのでは」と早期決着を予想する。
　さらに「（チューカスは）スタンディングでKOするパンチは持っていない。気を付けるのは、タックルくらい」と未知のストライカーにも臆することはない。

「負けられない」と意気込むスダリオ(C)RIZIN FF

　試合展開については「組まれても全然大丈夫。僕は打撃でいきたいけれど、彼は打撃で無理だと思ったら絶対テイクダウンしてくる。自分がカウンターで上になって、相手がやりたいことをやろうと思う」とグラウンドでも主導権を握ると強気だ。

　肉体改造にも取り組み、現在の体重が118.9kgなのに対し「筋肉量は94.5kg、体脂肪が15.9%」と筋肉量を増やし、さらに動ける身体を作り上げている。

　シュレック戦の前にはアメリカでの武者修行も行った。スダリオは「色んな練習をしていく中で、シュレック選手が前に出てきてもビビらず打撃に行けた。グラウンドになっても恐怖心がなくなった」と成長を実感している。
　さらに「シュレック選手に勝って、良い所取りできちゃった。負けられない、その気持ちがより一層強くなった」と意気込んだ。

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