2023/01/18（水）UP
（最終更新：2023/01/18 06:33）

大沢文也vs里見柚己(C)K-1

　1月21日（土）に東京・後楽園ホールで開催される『Krush.145』のメインでは、Krushライト級王者の大沢文也（ザウルスプロモーション）が里見柚己（team NOVA）を挑戦者に迎え、初防衛戦を行う。

【動画】大沢文也と里見柚己の前戦（2019年6月）

【見どころ】

　王者・大沢は2019年にK-1の世界最強決定トーナメントで準優勝、昨年4月に王者・瓦田脩二からハイキックでダウンを奪って判定勝利し王座を手にした。

　対する里見はサウスポーから繰り出される強烈な左ストレートを武器にKrushで活躍。昨年8月のK-1では元Krushスーパー・フェザー級王者の西京佑馬からダウンを奪って判定勝利を収めた。

　両者は19年6月のK-1で対決し、大沢がボディを中心に攻め立て、判定勝利している。今回は王者・大沢の返り討ちか、里見の攻撃力が爆発するのか。

【選手データ】

大沢文也（31=ザウルスプロモーション）身長：173cm　出身：東京都足立区
構え：右　戦績：51戦 29勝（3KO） 19敗 3分　第7代Krushライト級王者

里見柚己（25=team NOVA）身長：172cm　出身：神奈川県三浦市
構え：左　戦績：29戦 18勝(8KO) 10敗 1分

【このタイトル戦に向けてのコメント】（主催者提供）

大沢文也 (C)K-1

大沢文也

（挑戦者・里見柚己について）
　めちゃくちゃ上手い。みなさんの評価は高くないかもしれませんが、僕の評価は高い。初めて試合を見た時から「才能があるなぁ」や「センスがあるなぁ」と思って見ていました。まだ試合で実力を出しきれてない、俺が（里見の）トレーナーだったら、もっと強くなると思います。

　客観的に見たら、格闘技センスは里見選手の方が上だけど、テクニックは僕の方が上。僕の方がキャリアもあるし、ずるがしこさもあるし、色んな面で僕のテクニックの方が上です。

サンドバッグを行う大沢文也 (C)K-1

　今の里見選手は幸せでしょ。連勝もして、結婚もして、お腹いっぱいだと思うんですよ。逆に僕はお腹がすいてるんですよ。お腹いっぱいの格闘家は戦えないと思うんで。そういうことです。

（里見が常にKO決着にこだわっていることについて）
　いつも言うんですけど、100人選手がいたら、100人全員KOする選手なんですか？と。つまらない試合で勝つ選手がいるから、KOする試合をする選手が目立つ。アウトボクサーがいるからファイターが目立つ。ファイターがいるからアウトボクサーが目立つわけですよ。僕は色んな選手がいていいと思う。

（初防衛戦に向けて）
　里見選手のベルトにかける想いは強いだろうけど、間違いなく僕の方が強い。雑草魂じゃないけど、僕は上り坂も下り坂も経験して、色々あった格闘技人生で、本当に苦労してきたんで簡単にベルトは渡さないですよ。

里見柚己(C)K-1

里見柚己

（王者・大沢文也について）
　どんな巧い選手でもポイントアウトできるし、それでKrushチャンピオンになった選手なのでトータル的に上手いと思います。

（左パンチの自信について）
　昔から左の当て勘はあるし、倒せるときは大体分かっていて、それまでにタイミングを掴めてるんですよ。で、練習の動きが勝手に出て倒れていることが多いです。逆に（左を）出そうと思って出すときは倒せない。今回もこれだけ練習してきたんで、あとは試合でどうなるか、ですね。

ミットを打つ里見柚己(C)K-1

（大沢のKO決着にこだわらない勝利至上主義について）
　それはその人の考え方があると思うし、判定で勝てる選手は強い。でも一般的にはどちらかが倒れていて、どちらかが立っている構図が分かりやすい。だからKrushはクラッシュ（破壊）という名前だと思っています。今回の試合も自分が倒せたら勝つし、倒せなかったら負ける。いい勝負論があると思います。僕は判定で勝ってもうれしくないし、負けだと思っているので、倒すことにしっかりこだわって戦います。

「何が何でも勝つ」「つまらなくてもいいから勝つ」と“勝利至上主義”を貫く王者・大沢、「勝つならKOで勝ちたいですし、負けるなら派手に負けたい」と“KO至上主義”の挑戦者・里見。果たしてベルトをかけた再戦の行方はいかに。

▼メインイベント（第10試合） Krushライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
大沢文也（ザウルスプロモーション/王者）
vs　
里見柚己（team NOVA/挑戦者）
※王者・大沢は初防衛戦

☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など

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