【ボクシング】那須川天心が”キレキレ”スパー公開、1週間後の試合に「勝つ自信しかない」
那須川天心が4月1日(土)、後楽園ホールにて公開スパーリングを行った。対するは日本バンタム級11位の福井勝也(帝拳)。那須川はプロテスト時よりもさらにキレが増したかのような動きで、速射砲のような連打を相手に打ち込み続けた。
【フォト】那須川のパンチがヒットする瞬間!キレキレスパーリング
那須川は8日にプロデビュー戦を控える。試合を一週間後に控えた天心は、ヘッドギアをつけ、満員の客席の中、3分2Rの公開スパーリングを披露。
相手は、同じ帝拳ジムのホープである福井。高校時代はインターハイで優勝したテクニシャンで、プロ戦績は4戦全勝(3KO)だ。
序盤から福井がジャブで攻めると、サウスポーの那須川はじわじわと近づき、素早い左ストレートをボディ、顔面へと入れる。ボディワークで交わしては、うまくカウンターを当ててゆくなどプロテスト時と同じだが、試合前もあるのか、キレが格段に増しているるようだ。
2Rからは那須川は攻勢に周って、速射砲のような連打を打っては、当てさせず離れる。
さらに那須川は、相手のパンチを鼻先ギリギリでかわしては棒立ちになってみせたり、さらには踊るようなステップを入れるなど、”神童”ぶりも健在だ。
スパーリング後に那須川はマイクで「ボクシングの動きになってきたと思うんですけど、だいぶ良かったでしょ!今は勝つ自信しかない。自分の道を、ボクシング最強を目指して8日は絶対勝つんで期待してください」とアピールした。
那須川は8日、日本バンタム級2位の与那覇勇気(真正)と対戦。
与那覇は17戦12勝(8KO)4敗1分の戦績で、破壊力があるパンチが持ち味。那須川はこれに勝てば同級ランキング入りの可能性がある。那須川はデビュー白星を飾ることが出来るか。
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