2023/05/04（木）UP
（最終更新：2023/05/05 11:32）

三浦はYA-MAN戦で格闘技に対する本気の姿勢を証明したいと語る

　5月6日（土）東京・有明アリーナにて開催される『RIZIN.42』の［RIZIN MMAルールフェザー級（66.0kg）］でYA-MAN（TARGET SHIBUYA）と対戦する三浦孝太（BRAVE）が、個別インタビューに応じた。
　三浦は、4月21日の公開練習でサッカーボールのシュート特訓をするなど、サッカーボールキックのフィニッシュを示唆し、翌日に公開練習を行ったYA-MANを怒らせた。個別インタビューではYA-MANが“1R KO予告”をしたが、どんな思いでいるのか注目が集まった。

【フォト】三浦がYA-MANを怒らせたサッカー練習、鋭いヒザ蹴りも

　三浦は、特に緊張している様子もなく「すごくいい調子で、ここまできました。あとはやるだけです。勝ちます」と笑顔で勝利を宣言した。

　YA-MANがKOを狙ってくることについては「おそらく打撃で終わらせに来ると思います。どちらにしても、早期決着。10分間かからないと思っているので、1Rでのフィニッシュをどっちも狙っていると思います。絶対に自分がフィニッシュすると思うので、楽しみにしてください」と自信満々に語った。

　下馬評ではYA-MAN有利という声もあるとの質問には「SNSを見ないので、どんなことを言われているのかは分かりませんが、みんなは俺が負けていると思っているだろうから、見てろよとは思っています」と強気の姿勢を崩さなかった。

　当初YA-MAN戦のオファーが来た時は戸惑ったというが、「ビビることは試合が決まった時だけで、それはもう飛び越しました。もうビビっていないし、MMAは自分が多くやってきたんで怖さを見せたい」と三浦。そして「話題でRIZINに出させてもらってきましたが、RIZINは本物の人が生き残る場所。自分も本物になれるために、本物の人たちと一緒にやらせてもらって、チャレンジしている感じです」とあくまでも前向きだ。

　今回のYA-MAN戦は、本格的にプロのリングで戦っているストライカーが相手。三浦は「勝つと負けるでは大きい。勝てば本気で格闘技をやっている証明になる」と気合いを入れている。

　本人が語っているように勝てば評価され、負ければ批判されるのが勝負の世界。三浦にとって本当の勝負は、ここから始まるのかもしれない。

＜2人の近況＞

　父に“キングカズ”三浦知良、母に三浦りさ子と有名人の家庭に生まれた三浦は、21年大晦日にRIZINでプロデビュー。昨年8月にはタイのラジャダムナンスタジアムにてブアカーオとエキシビションマッチで対戦した。昨年9月には超RIZINでブンチュアイ・ポーンスーンヌーンに一本勝ちを収めている。戦績は2戦2勝だ。

　YA-MANは、RISEのオープンフィンガーグローブマッチで名を挙げた“キングオブストリートファイト”。昨年6月には『THE MATCH 2022』で芦澤竜誠を初回KO、続く10月にはRISEで白鳥大珠に判定負けしたが、絶大なインパクトを残していた。かねてより、MMA参戦を希望しており、今回のデビューとなった。キックの戦績は16戦12勝4敗（5KO）。

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