【空道】世界大会でキューバの白帯選手”秒殺一本”で優勝しMVP獲得!その実力とは
5月13、14日に空道主催『北斗旗 第6回世界空道選手権大会』が東京・国立代々木競技場 第二体育館にて開催され、世界29ヵ国から集結、男子6クラス、女子2クラスで開催された。
全クラスの中でMVPとなる北斗旗を受賞したのは、まだ白帯のリディエ・ジョロン・ゴンザレス(27=キューバ)だった。決勝では、近藤瑞樹(26=日本)を相手に瞬殺の腕十字を極める圧巻のパフォーマンス。彼は一体何者なのか。
【フォト】決勝で魅せた!ゴンザレスが瞬殺の腕十字を極める瞬間
ゴンザレスは、-260クラス(身体指数<身長センチ+体重キロの数値>が260未満のカテゴリー)で勝ち上がり、3回戦では宮原穣に腕ひしぎ十字固めで一本勝ち、準決勝では豪快パンチを連打して4-0の判定勝利。決勝では近藤に、肩車で投げてから瞬殺の腕十字! 近藤がタップしゴンザレスが秒殺の一本勝ちで世界制覇した。
このフィジカルと技術で白帯は信じ難い。そこでゴンザレスに試合後のインタビューで格闘技経験を聞くと「グレコローマンスタイルのレスリングやヨーロピアン柔術、柔道の経験があり、アメリカの柔術大会で優勝経験もある」とレスリングや柔道に加え、打撃ありのヨーロピアン柔術を行ってきたことを明かした。
ヨーロピアン柔術とは、柔術の寝技と柔道の投げ技に空手(五輪競技のWKF空手ルール)がプラスされたものだ。空道のルールに近いと言える。また今回、パンチの強さも印象的だったが「ボクシングもやっている。空道は一年半の経験。キューバには自分と同じレベルの仲間が二人いる」とキューバの層の厚さも語った。
今後について聞くと「日本は初めて来た。日本に行くのは大変なことでクラウドファンディングで資金を集めた。4年後の世界大会にも参加したい」と連覇へ向け意気込んだ。ゴンザレスのさらなる活躍を期待したい。
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