【UFC】元王者ワイドマン、“足骨折の悪夢”から2年4ヶ月ぶり復帰！実力者タバレスと激突=8.20
激突するワイドマン（左）とタバレス（右）©️UFC
8月19日（日本時間20日）に米国マサチューセッツ州ボストンで開催される総合格闘技イベント『UFC292』のミドル級マッチにて、元同級世界王者のクリス・ワイドマン（38=米国）が2年4ヶ月ぶりに復帰。ブラッド・タバレス（35=米国）と対戦することが決定した。主催者が15日に正式発表した。
ワイドマンはレスリングのオールアメリカンに2度選出され、BJJでは全米王者に輝いた実力者。13年のUFCミドル級タイトルマッチで当時の王者アンデウソン・シウバにKO勝利し、王座奪還。3度の防衛に成功した。
カーフキックを放つワイドマン（UFCダナ・ホワイト社長の公式SNSより）
15年の王座陥落から連敗と不振が続く中、21年4月ユライア・ホール戦の開始すぐ、放ったカーフキックをカットされ右足のスネを骨折。TKO負けとなり、長期欠場を強いられていた。
対するタバレスは10年からUFCに参戦するベテラン。13年3月には日本の福田力に判定勝利、そのほかヨエル・ロメロ、イスラエル・アデサンヤら強豪勢と戦い続けた。通算戦績19勝8敗。
ワイドマンは自身のSNSで「再びオクタゴンに入ることに興奮している」とメッセージを添え、負傷した右足でハイキックしている様子を公開した。
2年4ヶ月ぶりに復帰する元王者ワイドマン。果たしてどのような戦いを見せるのか、期待だ。
▶︎次ページは【動画】元王者ワイドマン、カーフキックで自爆骨折の瞬間！
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