【海外ムエタイ】福田海斗がメインイベントに登場!=7.18「スックムエマンサナンムアン」
7月18日(火)にランシットスタジアムで開催されるムエタイ大会『スックムエマンサナンムアン』のメインイベントに、タイで最も有名な日本人選手として活躍を続ける福田海斗(カイト・ウォーワンチャイ/キング・ムエ)が出場することが決定。前回3月に判定で下したチェップカート・ポーポンサワンと再戦することが発表された。
福田は、昨年4月にクマンドーイ・ペッティンディーアカデミーとのIMSA世界スーパーバンタム級王座決定戦でダウンを奪い判定勝利、王座を獲得した。その後、ラジャダムナンスタジアムを主戦場とし、活躍している。
前回3月の対戦は、試合が2日前倒しとなり契約体重129ポンドの試合であったが、激闘派で有名なチェップカートを相手に真っ向勝負で打ち勝った。しかし、その後4月に行われた「Suk Wanchai MuayThaiSuper Fight」でIMSA(国際ムエタイスポーツ協会)世界フェザー級王座決定戦に臨んだものの、フェザー級のトップ選手ガイパー・ポーヴィセットジムに敗れている。
対するチェップカートは福田戦後、6月の「スックムエマンワンスック」メインイベントで、もう一人のフェザー級トップ選手ペットニラン・ダーブランサラカームをヒジで大流血させ勝利。そして直後のインタビューでONE参戦希望を表明し、業界で話題となった。
というのは、福田やチェップカートが所属するペッティンディープロモーションはONEと関係が良くなく、チェップカートの所属ジム・ポーポンサワンジムの会長・ソンポン氏は“ONEはムエタイではない”と批判している。そのような状況でのONE参戦希望表明だったため、各ムエタイマスコミもこぞって取り上げた。ペッティンディープロモーションからすれば、「大きなこと言うならカイトに勝ってからにしろ!」とのことであろう。
予期せず“ペッティンディーの番人”となった福田海斗、チェップカートを返り討ちにして混戦のフェザー級戦線を一歩リードするか、注目の一戦だ。
なお、この試合は昨年のFIFAワールドカップサッカーの開幕戦も中継した、タイ有料テレビ事業第1位のトゥルー・ビジョン (True Vision)傘下の地上デジタル放送「True4U」で日本時間7月18日(火)20時より生中継される。
『スックムエマンサナンムアン』
2023年7月18日(火)タイ・ランシットスタジアム
▼メインイベント 第4試合 127ポンド契約 3分×5R
チェップカート・ポーポンサワン
vs
カイト・ウォーワンチャイ(福田海斗/キング・ムエ)
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