2023/07/19（水）UP
（最終更新：2023/07/19 18:23）

KNOCK OUT -REDスーパーライト級王座決定戦を争う良太郎（左）とバズーカ巧樹（右）

　9月16日（土）に東京・後楽園ホールで開催の『KNOCK OUT 2023 vol.4』の記者会見が19日、都内ホテルにて行われ、一部対戦カードと主要出場選手が発表された。
　同大会では、KNOCK OUT -REDスーパーライト級王座決定戦（3分5R・延長1R）として良太郎（KNOCK OUT -BLACKウェルター級王者/池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI）vsバズーカ巧樹（KNOCK OUT-BLACKライト級王者/菅原道場）の試合が決定した。

【動画】良太郎“地獄”のヒザ蹴り、バズーカの“強烈”蹴り技炸裂

バズーカとのフェイスオフで思わず笑ってしまう良太郎（左）

　初代KNOCK OUT-BLACKウェルター級王者の良太郎は、昨年9月に渡部太基と対戦してヒザ蹴りの展開へ持ち込み、判定2-0で勝利し同王座を獲得した。池袋BLUE DOG GYMの代表を務めトップファイターを指導しながらも、“千の職質を受けた男”として有名だ。

　対するバズーカは強打を誇り、2020年8月に丹羽圭介を破りKNOCK OUT-BLACKライト級のベルトを獲得、2021年10月には昇也に勝利し、WMAF世界スーパーライト級王座も手に入れた。今年3月のKNOCK OUTのリングでは、不可思に3R KO負けを喫したが、MAキック6月大会で畑中健太を右ハイキックで倒している。

いつもように淡々とコメントするバズーカ

　元々、ヒジ打ち＆首相撲有りのREDルールは2人とも得意としていることと、バズーカは階級を上げるため、良太郎は本来の階級へ戻すため、ともに現王座を返上しての王座決定戦となる。

　会見に登壇した2人はフェイスオフで向かい合うと、バズーカが怖い表情で睨むも良太郎は、思わず笑ってしまう場面も。これについて良太郎は、「もっとグリグリに来るのかなと思っていたんだけど、バズーカはいい子だと知っているんで思わず笑ってしまいました。でも、茶番することないんでね。宮田プロデューサーはやり合ってほしかったのかもしれないけど、俺ら、これで飯くっているんで。ガキどもの喧嘩を見せても仕方ないでしょう」と乱闘が多い傾向のあるフェイスオフを批判した。

良太郎は「選手のセコンドばかりしているんですが、週6回は練習しています」とコメントした

　また、地上波のTOKYO MXでは、毎週土曜日に『KNOCK OUT STYLE』という番組を放送しているが、9月大会は同局で生中継されることも発表された。地上波での生中継は派手なKOが期待されるため、バズーカが「くっついて来ないで、打ち合いに来てほしい」と注文すると良太郎は「ヒジ有りルールなんで、血が出てぐちゃぐちゃになってもカットされない。（試合展開の注文については）考えておく」と返答した。

　9月16日のREDルールタイトルマッチはバズーカの破壊力ある蹴りが炸裂するか、良太郎が首相撲地獄へ持ち込むか、激戦必至のタイトルマッチになりそうだ。

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