2023/10/04（水）UP
（最終更新：2023/11/03 05:46）

YA-MAN（右）は朝倉未来との決別を宣言？

　8月26日に山口裕人を破り、初代RISEオープンフィンガーグローブ-65kg級チャンピオンとなったYA-MAN（TARGET SHIBUYA）が、昨日3日、自身のXで朝倉未来との決別宣言を匂わせた。
　YA-MANはキックとMMAの二刀流を極めるため、キックと並行して長南亮が主宰する総合格闘技ジム TRIBE TOKYO MMA、そして朝倉未来が所属するトライフォース赤坂にも通っているが、“もうトライフォース赤坂には行かない”という。

【フォト＆動画】YA-MANが朝倉未来に一本負けするシーン、朝倉が今後について語る映像も

　YA-MANは、自身のXで「トライフォース赤坂にはもう行かないと思う。朝倉未来が負けたまま、そのまま終わるようなダサい男だとは思ってなかった。そんな人から教わる事はもうない」と書き込んだ。

　いきなりの決別宣言に投稿を見たユーザーから多くの声が寄せられ、「何があったんですか…」や「朝倉未来さんと直接、話をされたのでしょうか？」と戸惑う声が多く寄せられ、また「引退確定なんですか、それはちょっと寂しすぎる、せめてクレベルにリベンジするとか平本選手とやるとかして引退してほしい」「YA-MANのエール！！！朝倉選手は必ずやそのまま終わらない。YA-MAN最高！！」と継続を求める声も多く見られた。

　朝倉は7月30日の『超RIZIN.2』でヴガール・ケラモフに一本負けを喫し、去就が心配されていたが、“青汁王子”こと三崎優太のYouTubeチャンネルに今月1日出演し、「最後に負けたままでは終われないんで」と前向きなコメントを残してファンを安堵させたばかりだ。

　ただ、同番組内で朝倉は格闘技一本の生活にしないのか問われると「何を取るかだと思いますが、格闘技で強くなりたいだけだったら格闘技一本の方がいいと思います。でも、僕はそれができない立ち位置にいる。あとRIZINの最初の方のインタビューで、世界一強くなるよりも世界一稼げる選手になりたいと言っています。元々思考が違うというか、格闘技を広めてたくさんの人に応援されて、お金を稼ぐのが成功者だと思います」と明言している。

　もしかしたらYA-MANは、格闘技の方向性の違いを感じたのかもしれない。またはユーザーが指摘しているように、闘志に火をつける意味合いでの発言の可能性も十分にある。

　状況を見ると後者の方が濃厚だ。というのもYA-MANは現在、11月開催予定のブレイキングダウン10へ向けて「喧嘩自慢地区対抗戦」の大宮地区を担当している。これまでの朝倉との交流も含めてブレイキングダウンでの関わりを見る限り、決別に踏み切るとは考えにくい。完全撤退なら分かるが、今もつながっている以上は何らかの真意がそこにあるのだろう。

　朝倉未来はアンサーを返していないが、10月8日開催のブレイキングダウン9.5で、YA-MANに対して何らかのコメントがあるかもしれない。

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