2023/10/04（水）UP
（最終更新：2023/10/06 14:46）

右目を痛めたジョリー（『安保瑠輝也チャンネル』）

　ブレイキングダウン参戦中の安保瑠輝也チャンネルメンバーのジョリーが2日、自身のXで眼窩底骨折のため、10月8日開催の『BreakingDown（ブレイキングダウン）9.5』への欠場を発表した。
　昨日3日には、同チャンネルで骨折シーンの映像が公開され、ジョリーが練習中に後ろ回し蹴りを右目に受けて、救急車で運ばる衝撃シーンが流された。

【フォト＆動画】後ろ回し蹴りが右目直撃の“危険”な瞬間、右目を押さえて苦しむジョリーの姿

　ジョリーはブレイキングダウン9.5で、前回大会で行われた喧嘩自慢団体対抗戦の大阪代表を務めたシェンロンと対戦が組まれていたという。この試合へ向けて練習映像を撮っている最中に、今回の事故は起こった。

スパーリングで後ろ回し蹴りを右目にもらって負傷するジョリー（『安保瑠輝也チャンネル』）

　動画の冒頭でジョリーは「たくさんのアンチファンのみなさん、そして僕の数少ないファンのみなさん、ぜひご清聴ください」と挨拶。ジョリーはまず、前日にBD8日韓対抗戦で飯田将成と対戦したパーキー（パク・ウォンシク）とMMAスパーリングをして、ボコボコにされたといい、その姿が映像で流された。

　そしてこの日のジョリーの相手は、第二の師匠である星野大介。ジョリーは「いつもの距離を取って戦うスタイルではなく、近い距離で戦います」と宣言した。

　スパーリングは延々と打撃スパーリングの様子が流されていたが、後半に星野の後ろ回し蹴りがジョリーの右目に直撃。そのまま後ろに倒れ込んだジョリーは「ああああ」と叫び、右を押さえて苦しんだ。

右目を冷やした（『安保瑠輝也チャンネル』）

「痛ぁぁ。氷もらっていいですか。眼球が」と異常を訴えるジョリー。「眼窩底いったかもしれない。ズレているんで目が。あと吐き気が」と氷で右目を冷やして様子を見ていたジョリーだが、ほどなくして救急車が呼ばれ緊急搬送されて手術することとなった。

　手術は無事に終了。病室の痛々しい姿でジョリーは「減量あと2kgまでいって順調でした。格闘技においてはほんまに真剣に取り組んでいて、実力はビッグマウスの割には伴ってないけど、それなりに努力をしています。プロに比べたら弱いから、人一倍ジムに残って夜遅くまでやっていて、魅せることが今回のテーマでした」と悔しそうに振り返った。

　ジョリーはブレイキングダウン6の萩原裕介戦で左目の眼窩底骨折を経験し、今度は右目への怪我となった。「2回目の手術で右目にプレートを入れることになるんですけど、すでに左目にもプレートが入っています。両目にプレートが入った状態になると、次、目に大きな衝撃を受けると眼球破裂のリスクがあると言われました。格闘技の輝ける舞台に出ていくことが夢なのに、不運やなと。まだ諦めたわけではないけど、格闘技の神様に見放されているのかな」と涙声になっていた。

　ジョリーの負傷は残念だが、今は完治することに専念するしかない。復活して暴れる姿に期待したい。

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