2023/10/30（月）UP
（最終更新：2023/10/30 19:30）

レオナは皇治に対戦要求をした

　12月9日（土）エディオンアリーナ大阪で開催される『K-1 ReBIRTH.2』の対戦カード発表会見が30日都内にて行われ、[スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]にて、第5代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタス（THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO）がレミー・パラ（フランス/CARCHARIAS）と対戦することが決定。会見でレオナは皇治に対して「ベルト懸けてやってやるから、かかってこいよ」と対戦要求をした。

【動画】レオナが飛びヒザでKOする瞬間！

　レオナは会見で「なぜそんなに大した事ない外国人を呼んでくるのかと。僕はチャンヒョン・リー（現RISEスーパーフェザー級王者）とやりたいとずっと言ってるので、そこに近い選手を呼んできて欲しかった。この試合は彼のストーリー作りとかそういうのは何も無く、僕の復帰戦で終わると思います」と自信のコメント。

レオナはレミー・パラと対戦する

　続けて「（相手は）ISKAのベルトを持っているチャンピオンに勝ってるらしいので、NARIAGARIの王（皇治）より強いんじゃないかなって思ってる。そこら辺をサクっと倒してK-1がどういう団体か分からせてやろうかと思います」と皇治に対し皮肉ともとれる発言。

　さらにヒートアップしたレオナは「あいつ（皇治）、ファンとの約束は絶対とか言ってんのに、チャンピオンになるって言ってなれないから逃げていってる。お前ファンと約束したベルト獲らないでいいのって、約束も守れないそんなダッセー男でいいのって感じです。さっき居たから直接言おうと思ったんですけど、どっか行っちゃったんで。僕からしたら皇治なんてレミー・パラより下っすよ。K-1に恩返しするとか言ってるんだったらベルト懸けてやってやるから、かかってこいよ」と対戦要求した。

　また今回の相手については「サウスポーで、最初連絡来た時は（身長が）179cmでデカイよなと。それでK-1に問い返したら175cmという事で僕と一緒なので問題ないですね」と余裕のコメントだ。

　パラは会見を欠席したが「権威あるK-1に出場できることを光栄に思う。早く自分の可能性を世界に見せたい。レオナは技術とスピードを兼ね揃えた素晴らしい選手で、最高の対戦相手だと思うが、気持ちの強さを最大限に発揮して勝ちたい。この試合の為にしっかりと準備しているので、その成果を12月9日にリングで見せたい」とコメントを残した。

　会見で自信を見せたレオナだが、どんな試合を見せてくれるか期待したい。

＜選手情報＞
　レオナは“石の拳”の異名を持つK-1屈指のハードパンチャー。21年3月に武尊のベルトに挑戦しKO負けも、激闘で大いに会場を沸かせた。昨年6月の『THE MATCH 2022』ではRISEの中村寛に判定負けするも、同9月のスーパー・フェザー級王座決定トーナメントを制し、新王者に輝いた。

　パラはフランスから参戦する22歳で、WAKO世界-62kg級とIKBO世界-60kg級の二冠王。12勝のうち9KOと高いKO率を誇り、ディフェンス能力もある難攻不落の選手だ。

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