【ボクシング】元UFC王者ガヌーがフューリーに再戦要求!「あれはボクシング界の恥」と判定に怒りも
10月28日(日本時間29日)にサウジアラビアのリヤドで実施されたボクシングマッチ(10R)にて、WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(35=英国)に善戦するも判定2-1で敗れた元UFC世界ヘビー級王者フランシス・ガヌー(37=カメルーン)。29日に公開された自身の公式YouTubeチャンネルにて、試合後の本音を告白。フューリーとの再戦を要求し、「あれはボクシング界の恥だ」とジャッジへの怒りも口にした。
【フォト&動画】ダウンしたフューリーが目を丸くする顔!ガヌーの強烈フックが炸裂
ボクシングデビュー戦のガヌーは世界王者を相手に大健闘。3Rにはダウンを奪う場面もあったが、フューリーに細かいヒットでポイントを奪われ、判定2-1のスプリットで敗れた。
ガヌーは試合の結果について問われると「判定以外は全てに満足している。自信を持って言うが、あの試合で勝ったのは私だ。驚いてはいないが、(判定結果が)あの様になるのは予想していた。しかし、あれはボクシング界の恥だ。なぜあのようなジャッジを下したのか、知りたい。彼らは正当なジャッジをする責任がある」と、怒りをぶちまけた。
そうなると気になるのは、フューリーとの再戦だ。ガヌーは「タイソンはこの後、オレクサンドル・ウシクと(12月23日に)対戦する。私との再戦がいつになるかは決まっていないが、すぐにでもやるべきだ」と、すぐにでも決着戦をつけるべきと主張する。
その中でガヌーは自身の今後の展望を「それまでの間、私はMMAの試合を行うだろう。(契約したMMA団体の)PFLで数試合を行い、ボクシングに復帰する。今回の試合まで約2年間ほどオフの状態だったが、次は5、6ヶ月で戻りたい。少なくとも年に2回は試合を行う」といい、「今は試合を終えたばかりなので、ボクシングへの気持ちが上がっている。今回の特殊な経験でボクシングに対する自信が強くなった」と興奮気味に語った。
その一方で、今回の“予想以上”の大健闘により、ガヌーの次のボクシング戦の相手の候補として、元WBCヘビー級王者のデオンテイ・ワイルダー(38=米国)や元WBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級統一王者のアンソニー・ジョシュア(34=英国)らの名前を海外メディアなどが挙げている。
また、ガヌーのコーチを務めたデューウィー・クーパーの話によれば、WBCのマウリシオ・スレイマン会長はガヌーをトップ10内にランクインさせる考えがあるという。
世界を震撼させる戦いぶりで一躍脚光を浴びたガヌー。フューリーとの近い再戦はあるのか、その時はベルトをかけたタイトル戦となるのか、今後の流れに注目だ。
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