2023/11/08（水）UP
（最終更新：2023/11/08 17:34）

元120円Jリーガーの安彦は公開練習で、ケルベロスが朝倉未来に論破されたことを悔しがった

　11月19日（日）に開催されるYA-MANがプロデューサーを務めるオープン・フィンガー・グローブ（OFG）キック大会『FIGHT CLUB』の-68kg契約で前口太尊（飯伏プロレス研究所）と対戦する安彦考真（45＝フリー）の公開練習が、8日、都内ジムにて行われた。
　安彦は公開練習後、前回の対戦カード発表会見で朝倉未来に論破されてしまった木村“ケルベロス”颯太に対し「会見も試合と同じ、相手の土俵に乗ったらダメ」とアドバイスを送った。

【フォト】朝倉未来がケルベロスを論破／ケルベロスが白川陸斗と乱闘騒ぎ！

ビッグミットにキック！

　元年俸120円Jリーガーでキックボクサーの安彦は2Rのビッグミット打ちを披露し、「45歳で無茶ですよ」と苦笑して汗を拭った。“挑戦を続けたい”という理由から小比類巻道場を辞めてフリーとなり、今はTARGETに週2、3回通っているようだ。

　公開練習後のインタビューで話題になったのは、前回の記者会見で朝倉未来軍団（朝倉未来、白川陸斗、西谷大成）がYA-MAN軍団（YA-MAN、山口裕人、木村“ケルベロス”颯太）を論破して存在感を示したこと。とくにケルベロスは、朝倉から「お前、誰？俺たちが来てやったんだから、感謝しろ」と言われ、黙り込む姿が見られて、「放送事故」とユーザーに指摘される出来事もあった。

　この時に安彦は、会見の第1部に登壇した後の控室から様子を見ていたと言い「もどかしかった。そこにいたら、援護できた」と悔しがっていたことを明かした。

朝倉未来に論破されるケルベロス

　そして安彦は、「相手の土俵に乗ったらダメです。会見も試合と同じ。練習して臨めないとダメですよ。とくに朝倉軍団は、みんな論破が得意。乗ったらあかん。自分の言いたいこと、根っ子の部分を伝えるようにしないと。僕は今日の公開練習に備えて、事前に他の人の動画をチェックしてきましたし、鏡の前でトークの練習をしてから臨みました。会見がある時は、いつもそうしています。そこが勝負だと思っています」と万全の準備をしてから臨んでいるという。

　たしかに安彦は、何を突っ込まれても独自の世界観を貫いている印象がある。何事にも動じずにペースを乱さないスタイルは、試合だけではなくトークも同じなのだろう。

先日の会見で、対戦相手・前口の挑発には乗らなかった安彦

　前口戦に向けて安彦は、「前口太尊には、“いつもサークリングして、しょぼい試合ばかりして”と言われましたが、僕は挑発に乗るつもりはありません。ただ、KOするしかないんです、判定がないんで。だから勝負には出ます。それは、僕なりの距離感、僕のやり方で。僕の土俵に乗せて、しっかり勝負してしっかり勝ちます。どうしても、YA-MAN選手と朝倉未来選手の試合が注目されていますが、アンダーカードにいるんです、爆裂キャラが。見といてください、やっちゃいますよ」と存在はアピールした。

　もしも安彦が朝倉未来と絡む機会があれば、今度はぜひトーク合戦をしてもらいたいところ。爆裂キャラとして、朝倉に一太刀を浴びせることができれば面白い展開になりそうだ。

　その前にまずは安彦が11月19日の前口大尊戦で、どんな試合を見せてくれるのか注目したい！

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