2023/11/09（木）UP
（最終更新：2023/11/09 19:58）

朝倉未来（中央）は、YA-MAN軍団との対抗戦を2勝1敗と予想し、白川（左）と西谷（右）が苦笑した

　11月19日（日）に開催されるオープン・フィンガー・グローブ（OFG）キック大会『FIGHT CLUB』でYA-MAN軍団との対抗戦に出場するJAPAN TOP TEAM所属の朝倉未来軍団の公開練習が、9日、都内ジムにて行われた。
　3人ともOFGのキック戦は初めてとなり、朝倉はYA-MAN、白川陸斗は木村“ケルベロス”颯太（心将塾）、西谷大成は山口裕人（道化倶楽部）と対戦する。

【フォト】YA-MAN軍に炸裂か⁉ 朝倉、白川、西谷が強烈な蹴りとパンチで“爆音”！

朝倉の強烈な左ミドルキックが爆裂音を響かせた

　公開練習は3人が交互に登場し、OFGを装着しての1ラウンドのミット打ちを見せた。まずは西谷が先鋒を務め、飛びヒザ蹴りを連続で繰り出す。前回のMMAの試合で西谷は鈴木博昭に飛びヒザ蹴りを放ち、カウンターの左フックをもらいTKO負けを喫している。西谷に狙いを聞くと「飛びヒザ蹴りで倒そうかなと思って、あからさまにやっています」とニヤリと笑った。

白川の鋭いパンチがミットを弾いた

　続いて白川は、素早いパンチ連打を披露して調子の良さをアピールした。白川は「自分は9月に試合をして、そのままの調子で来ています。MMAは打撃もあるんで、とくに変わることはないです」と問題ないとした。

　最後に朝倉が登場し、鋭い左ストレートを繰り出すと、強烈な左ミドルキックでジムに派手な音を響かせた。この試合へ向けてミット打ちを10ラウンドこなしたといい、YA-MANについては、「パンチ力があって、根性がありますね。でも、怖さはないです」と印象を語り、試合映像で動きを研究してきたと明かした。

跳躍力のある西谷の飛びヒザ蹴り

　YA-MANの警戒する部分について朝倉は「彼がこれまでしてきた試合展開は、僕にできないと思います。今まで戦ってきた中で、一番カウンターがうまいのは僕だと思うので。ズバッと打ち抜いているかもしれないし、様子を見ながらうまく戦ってくるのか、どんどん前へ出てくるのかで状況が変わってくる。でも、どっちにしても自分が勝つんじゃないかと思います」と揺るぎない自信を持っているようだ。

　最後に対抗戦の結果を聞かれた朝倉は「2勝1敗」と答えてしまい、誰が1敗するのかが話題に。白川も西谷も、「その1敗にならないように頑張ります」と否定すると朝倉が「俺だったりして」と笑う場面も。朝倉の試合予想は当たるという評判だけに、誰かが負けることになるのかもしれない。

　11月19日の対抗戦はどんな結果になるのか楽しみだ。

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