【RISE×K-1】中村寛vs与座優貴の結果が変更、KOからローブローで負傷判定勝利に
3月17日(日)東京体育館にて開催された『RISE ELDORADO 2024』の第11試合では、K-1ライト級王者・与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)がRISEライト級王者・中村 寛(BK GYM)にバックスピンキックで3RにKO勝ち。
しかし、その翌日に中村側から異議申し立てを受けてRISE側が再確認したところ、バックスピンキックは金的にヒットしている可能性が高いと判断。3R 2分15秒までの負傷判定で、与座の勝利(判定2-0)へ変更となった。22日に主催者が発表した。
試合では3R、与座が近距離戦で後ろ蹴りを放つと、中村の下腹部に入ったかに見え、中村もローブロー(金的)をアピールしたが、レフェリーはダウンを宣告。そのまま与座のKO勝ちとなった。審判協議の後レフェリーは「一瞬迷いましたが、僕は内股を(ヒットしたと)取りました。VTRで覆るかもしれませんが、KOとさせていただきました」と与座のKO勝利を宣言していた。
試合直後のインタビューでは、与座は再戦を希望、中村は積極的ではなかったが、RISE伊藤代表は「もう一回やるべき」としていた。その後に公式結果が変更となった形だが、再び2人の試合が組まれることはあるのか。
今回の発表の内容は以下の通り。
この度3月17日に行われたABEMA presents RISE ELDORADO2024 第11試合 中村寛vs.与座優貴の対戦結果について中村寛の所属するBKジムより令和6年3月18日付で異議申し立てがございました。
それを受けてRISEコミッション並びにRISE審判団で協議を行いました。
3月17日ABEMA presents RISE ELDORADO2024 第11試合 中村寛vs.与座優貴戦において第3R 2分15秒、与座選手のバックスピンキックが中村選手の下腹部に周辺にヒットし、中村選手が金的とアピールしましたが、レフェリーがダウンと判断し10カウントアウト与座選手のKO勝ちと宣言しました。
今回の異議申し立てを受け、ビデオ・写真等で再確認しましたところ、金的にヒットしている可能性が高いと判断いたしました。
金的への攻撃は反則ではありますが、故意ではないため、ルール第11条の失格には該当しません。
また、中村選手もすぐに立ち上がることが出来る状況ではありませんでしたので、ルール第14条[第3項]を適用し、第3R 2分15秒までのジャッジにより勝敗を決定いたします。
当日のジャッジ担当と確認した判定内容は以下の通りとなります。
第11試合 RISE×K-1対抗戦 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
×中村 寛(BK GYM/第8代RISEライト級王者、第6代DEEP☆KICK-60kg王者)
〇与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第6代K-1 WORLD GPライト級王者)
判定0-2[29-30、29-30、29-29]
第3R 2分15秒 負傷判定で与座選手の判定勝ちに変更となります。
今後、疑義が生じた場合には、ジャッジを含めその場ですぐに協議する体制を整え、この様なことが起きないよう精進してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
▶️次ページは【フォト&動画】金的にヒットか、与座の後ろ蹴りが入る瞬間
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