【RISE】伊藤代表、与座vs中村の”ローブロー可能性”KO決着に「もう一回戦うべき」
与座の後ろ蹴りに、中村（写真）は金的を押さえダウン
3月17日（日）東京体育館で開催された『RISE ELDORADO 2024』の［RISE×K-1対抗戦 ライト級］では、K-1同級王者・与座優貴（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）が、RISE同級王者・中村寛（BK GYM）にKO勝利。しかし、決め手のバックスピンキックがローブローの可能性が取り沙汰されている。
RISE伊藤代表は総括で、審議の変更よりも「もう一回やるべき」と再戦を望む意向を示した。
試合では3R、与座が近距離戦で後ろ蹴りを放つと、中村の下腹部に入ったかに見えた。中村は動けず、レフェリーはダウンを宣告。そのまま与座のKO勝ちとなった。
審判協議の後レフリーは「僕は内股を（ヒットしたと）取りました。VTRで覆るかもしれませんが、KOとさせていただきました」と与座のKO勝利を宣言した。
伊藤隆代表
伊藤代表は、ローブローに見えたかと問われ「僕も見た感じ、ローブローだった。ただ僕は主催者で判断が出来ない。ジムのほうから意義申し立てをしてもらって、レフェリーで検証してもらって判断することになる」とすぐに判断を変えられないと言う。
またVR（ビデオ）判定で判断はしないのかと聞かれると「うちはまだやっていない。例えば再開することになっても、選手たちは再開できるのか。ゴングも鳴って、一回アドレナリンも下がってるし、再開するのは凄く大変。そうなると2R時点での判定になっちゃうと思うし、難しい」と格闘技でVR判定は難しいと説明した。
過去に異議申し立てについて、映像で判定を変えたことはあると言う。しかし「今回は対抗戦の部分もある。それより僕は再戦。勝負の世界なんだから白黒ハッキリしたほうがいいと思う」と再戦を提案する。
与座は試合後に再戦を希望している。しかし中村は積極的ではないと聞くと、伊藤代表は「中村はやらなきゃダメでしょ」と笑い「どこかでやりたい。そうでないとファンもスッキリしないんじゃないか。審議してどうこうもあると思うけど、もう一回やるべきだと思う」と与座と中村の再戦を組む意向を示した。
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