2024/03/17（日）UP
（最終更新：2024/03/17 22:40）

中村が強烈なパンチを当てる

　3月17日（日）東京体育館で開催された『RISE ELDORADO 2024』の［RISE×K-1対抗戦　ライト級］では、現K-1同級王者・与座優貴（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）が、現RISE同級王者・中村寛（BK GYM）に3R バックスピンキックでKO勝利した。
　この後ろ蹴りは下腹部に入ったかに見えたが、審判協議後もレフリーは与座のKO勝利を宣告した。
　試合後インタビューで、敗北した中村は「結果が全て」と受け入れるも「悔しい、情けない」と複雑な心境を語った。

【フォト＆動画】ローブローか？内股か？後ろ蹴りが入る瞬間

　試合は1Rは3者がドロー、2Rも2者がドローも1者が中村という競った様相に。しかし3R、近距離戦で与座が問題の後ろ蹴りを放つ。
　これが中村の下腹部に入ったかに見え、ローブローとも取れたが、レフェリーはダウンを宣告。そのまま与座のKO勝ちに。

　審判協議の後レフリーは「僕は内股を（ヒットしたと）取りました。VTRで覆るかもしれませんが、KOとさせていただきました」と与座のKO勝利を宣言した。

中村がインタビューに答える

　敗北した中村は、試合後インタビューで「結果が全て、僕は何も言うつもりはない。納得してなくても、結果は変わらないと思う」と結果を受け入れると言う。
　もっとも「チームはわからない、それぞれ役目があると思うので」と中村のジムやチームが抗議するかはわからないとも。

　バックスピンキックについては「金的でしょ、見てもらったらわかる」ときっぱり。
　さらに「その前から何発か（金的を）もらってて、気合と根性でなんとかしてたけど。最後モロにバックスピン貰って、ちょっとヤバかったというのは正直ある」と金的を何度かもらっていたが、とどめを刺されたと振り返る。
　しかし「集中切れた僕も情けない。対戦相手に歯がゆい気持ちさせたなというのがある」とローブローで倒れた自分を情けないとも語る。

　与座の強さについては「普通に想定以下かな。結果があれなんでなんとも言えないけど、何も無かった。特に強いなとも全く思わなかった」と想定したより強くなかったと言う。