ロープから飛び出す衝撃ダウン！井上尚弥のスパーリングパートナーが豪快KO「2年以内に世界獲る」

2024/07/15（月）UP
（最終更新：2024/07/15 16:54）

　7月13日（現地時間）米国ネバダ州ラスベガスで行われたプロボクシング[スーパーフェザー級8回戦]では、井上尚弥のネリ戦前スパーリングパートナー、ジョナサン・ロペス（21=米国）が1R 103秒のKO勝利。凄まじい左ボディをえぐると、相手は時間差でダウン、ロープ外に飛び出て悶絶する壮絶KOだった。
　ロペスを指導する名トレーナーのエディ・レイノソは「まずは2年後に世界王者になる」と太鼓判を押している。

【フォト＆動画】ロペスの豪快ボディブローで相手はロープ外に飛び出し悶絶ダウン！井上との2ショットも

　ロペスは16戦無敗（12KO）の21歳サウスポーで、Sフェザー級期待株。今年3月から4月には、井上尚弥のネリ戦スパーリングパートナーとして来日し、5週間、約50Rのスパーリングを行った。
　ロペスは井上とのスパーリング期間について「井上、彼は文字通りボクシングを通じて人生を送っている。本当に多くのことを学んだよ」と井上から多くを吸収したようだ。
　
　今回の相手は23勝（16KO）5敗のレオナルド・パディーヤ（31＝ベネズエラ）。試合はリーチに優るパディーヤがジャブで前進も、ロペスが飛び込みのボディショット。
　パディーヤが前に出た所を、ロペスの閃光のような左ボディが決まる。相手はなおも攻撃するが、突如腹を押さえてロープから飛び出るダウン！そのまま腹を押さえ、10カウントで立ち上がれなかった。

　ロペスの師レイノソは「この子はスターになる、才能と可能性が膨大にある。2年以内に世界王者になるだろう」と期待をかける。
　ロペスは今回2ヶ月ぶりの試合。23年には5試合を行うハイペースぶりだ。このペースでレイノソの想像以上に世界王者レベルに上るかもしれない。

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