TOP > ニュース 一覧

【五輪柔道】「待て」聞こえず絞め続け一本!“誤審騒動”にガルリゴスが謝罪、永山竜樹と和解

フォロー 友だち追加
2024/07/30(火)UP

永山は不可解な一本負けも、敗者復活戦で勝ち上がり銅メダルに

 今月27日に行われたパリ五輪・柔道男子60kg級の準々決勝、永山竜樹(28)と23年世界選手権王者フランシスコ・ガルリゴス(スペイン)の試合では、永山がガルリゴスの絞め技に耐えていたが、主審から「待て」と声がかかるもガルリゴスは絞め続け、6秒後に永山は失神。それを主審は「一本!」と判定した。
 永山側は審判団に抗議をしたものの覆らず。その後YouTubeで問題のシーンの動画が公開されると、視聴者からは多くの批判コメントが溢れた。
 その永山が30日、自身のXにガルリゴスとのツーショット写真を投稿し、ガルリゴスから直接、謝罪を受けたことを報告した。

【フォト&動画】2人のツーショット、問題の「待て」から6秒絞め続けられ永山が失神する動画も

 永山は30日に自身のXで「ガリゴス選手が会いに来てくれました!彼から謝罪の言葉がありましたが、彼にとっても不本意な結果だったと思います」と、ガルリゴスから直接、謝罪を受けたことを報告。続けて「オリンピックの舞台で彼と全力で戦えた事を幸せに思います!誰がなんと言おうと私たちは柔道ファミリーです!」と綴り、ガルリゴスとのツーショット写真も同時にアップした。

 試合後のインタビューで、永山は「絞め技を堪えていたが、待てが入り、気を抜いた瞬間、しっかり絞め技が入ってしまった」と答えている。永山の一本負けが決まった後、その場で抗義を続けたことは「厳重注意」を課せられたが、ガルリゴスに注意は与えられなかった。報道によると日本サイドが正式に抗議し、映像でも待ての後の6秒間は確認したが国際柔道連盟(IJF)は、「最も近くで見ている主審が落ちたと判定した」と一本は覆らなかった。

 ガルリゴスも試合中で、観客の声援もあったのか「待てが聞こえなかった」と弁明。今後は待ての合図と、選手にしっかりタッチするなど気づかせることも必要になるだろう。

 永山は不可解な一本負けも、敗者復活戦で勝ち上がり銅メダルに。永山に勝ったガルリゴスは準決勝で敗れ、永山と同様に銅メダルとなった。

▶︎次ページは【フォト&動画】2人のツーショット、問題の「待て」から6秒絞め続けられ永山が失神する動画も

  • 1
  • 2
フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・【フォト&動画】2人のツーショット、問題の「待て」から6秒絞め続けられ永山が失神する動画も

・【五輪柔道】「これは殺人行為だ!」”待て”も絞め技を続け、永山竜樹が失神一本負け!公開された映像に疑念の声

・【五輪柔道】角田夏実が初の金メダル!巴投げ&腕十字で連続一本など圧勝!

・【五輪柔道】出口クリスタが悲願の金メダル!日本は舟久保遥香、橋本壮市が共に銅メダル

・【五輪柔道】ビロディド、延長で反則負け!コーチ退場から精彩欠き舟久保に軍配

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

インスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

フォロー

LINEでeFight(イーファイト)格闘技情報を友だち追加しよう!

友だち追加

関連記事

」、「」をもっと見る

TOP > ニュース 一覧