2024/09/27（金）UP
（最終更新：2024/09/27 22:57）

タイトルマッチに挑むサトシ（左）とグスタボ（右）がインタビューに答えた

　9月29日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される格闘技イベント『RIZIN.48』の試合前インタビューが27日に行われ、メインイベントの［RIZINライト級タイトルマッチ MMAルール：5分 3R（71.0kg）］に臨む王者ホベルト・サトシ・ソウザ（ボンサイ柔術）と挑戦者ルイス・グスタボ（EVOLUCAO THAI）が意気込みを語った。グラップラーのサトシは前戦でTKO勝ちする“サプライズ”を見せたが、「今回もサプライズを作りたい」とまた打撃でも勝負する構えを見せた。

【動画】サトシの前戦、寝技封印で豪快KO勝利！

　王者サトシは22年4月のジョニー・ケース戦以来となる3度目の防衛戦。ベルトへの思いを聞かれると「100％の自信がある」と答え、勝利を宣言した。また、今年3月に行われた中村K太郎との試合ではハイキックからのTKO勝利を奪ったが、「前回の試合はグラウンドと思われる中でサプライズだったと思う。今回もサプライズを作りたい」とストライカーのグスタボに対して打撃でも勝負していく姿勢を見せた。

　一方のグスタボはPRIDEミドル級王者ヴァンダレイ・シウバに連れられてきたRIZIN初参戦から6年にして初のタイトルマッチ。「13歳からこの瞬間を想像してきた。ブラジルを代表して戦うのが夢だった」と念願のタイトルマッチに気合十分だ。試合に関しては「KOするか、テイクダウン狙いのところに打撃を当てて彼が諦めるかのどちらか。今は39通りのフィニッシュをイメージしている」と自信満々の様子を見せた。

　ブラジル人同士のタイトルマッチ、そしてストライカーvsグラップラーという構図は2005年大晦日のPRIDEミドル級タイトルマッチ、ヴァンダレイ・シウバ vsヒカルド・アローナと重なる。このときはミドル級グランプリのリベンジに燃える王者シウバが判定2-1でアローナを破り、王座を防衛した。シウバの弟子とも言えるグスタボがKOでベルトを祖国へ持ち帰るか、王者サトシの返り討ちでベルトを日本にとどめられるか。

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