ライアン・ガルシア側の独占プロモート会社、安保戦に「サインしていない、この試合は無い」と発表、海外メディア「何を求めているのか」
27日早朝、ロサンゼルスで開催されたライアン・ガルシアと安保瑠輝也のエキシビションマッチの記者会見の2時間後、ガルシアをプロモートするゴールデンボーイ・プロモーションとオスカー・デ・ラ・ホーヤ代表が、ガルシアと安保の試合は「ガルシアの独占的権利を持つ当社の許可なしには実現しない」とXで発表。RIZINだけでなく、米大手配信のFANMIOもこの対戦を発表しているが、一体どういうことか。
【フォト】まだサインをしていない!その文書、今回のフェイスオフでガルシアがアッパーで挑発!安保は突き飛ばす
「ゴールデンボーイ・プロモーションズはライアン・ガルシアの試合を独占的に扱う権利を持っている」とXに投稿し「このイベントの主催者はそのことを認め、このイベントの開催には我々のサインが必要であることを文書で合意している。そのようなサインが出されていないため、今日現在、ライアン・ガルシアとのイベントは無い」と発表した。
米専門サイト「ボクシング・シーン」もこの件を報じ、「デ・ラ・ホーヤのツイートには、ゴールデンボーイ・プロモーションズが何を求めてこのイベントにサインを書かないでいるのか。それが詳しくは書かれていない」としている。 現在、ガルシアプロボクシングに1年間の出場停止処分を受けており、来年4月まで試合で戦うことが出来ない。
11月20日の会見で榊原代表は「デ・ラ・ホーヤには了承を取っており、エキシビションには出られる」としているが、最終のサインまではしていなかったということだろう。
FANMIOの代表も今回の会見に出席しており「RIZINとこのような仕事ができるのは光栄」とコメントしているが、もしサインまで至ってなかったとすれば、主催者は厳しい壁と立ち向かうことになる。
海外のビジネスはもちろん、ボクシングは全て契約書の世界だ。対戦が盛り上がっても最終的なサインがないと試合は流れる。今日の会見で何かプロモーション側が思っていたことと相違の部分があったのか。
このRIZINの主催者にはRIZINそしてFANMIOの名が並ぶがゴールデンボーイ・プロモーションズの名は見つからなかった。最終的なサインをしていない理由は果たして何なのか。この試合は[RIZINスタンディングバウト特別ルール 69.4kg契約 2分8R]で対戦が予定されている。
【フォト】まだサインをしていない!その文書、今回のフェイスオフでガルシアがアッパーで挑発!安保は突き飛ばす
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