アッパー、突き飛ばし…危険なフェイスオフ!安保の挑発にガルシアはKO宣言「安保は終わりだ!」
24年12月31日『RIZIN DECADE』(さいたまスーパーアリーナ)にて行われる[RIZINスタンディングバウト特別ルール 69.4kg契約 2分8R]で対戦する元K-1スーパーライト級王者・安保瑠輝也(29=MFL team CLUB es)とプロボクシング元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(26=米国)が日本時間27日早朝、米ロサンゼルス・ビバリーヒルズにて記者会見を行った。
会見では挑発合戦と強い意気込みを語ると、フェイスオフでは互いに額をつけ押し合い、ガルシアは寸止めのアッパー!それにカチンときた安保はガルシアを突き飛ばそうと手を出すと、しっかり肩でガード。セキュリティが割って入り危険な雰囲気となった。
ガルシアは身長174cm、安保は184cmと身長差あるフェイスオフ、そして安保はシャツを脱ぎ、ムキムキボディで身体の大きさをアピールした。
【フォト】危険なフェイスオフ、ガルシアがアッパー!安保が突き飛ばす!安保はマッスルポーズで身体の大きさアピール
会見に2人は登壇すると、安保はガルシアへの思いを紙で書き、英語で読み上げ「ガルシア選手の問題は、 お酒を飲んでプロフェッショナリズムに欠けるような問題を抱えている選手だと思います。スポーツマンシップもなく、リスペクトもない。それなのにも関わらず、自分のことをキングと呼ぶ。来たる試合の日、私はしっかりと日本の武士道を彼に叩き込みたいと思う。この試合は名誉のための試合であって、エゴのための試合ではありません。日本の真の武士道を彼に突きつけて、彼がに見せつけてやりたいと思う」と語ると紙を丸め「ファック・ユー」とガルシアに投げつけた。
やや驚くガルシアだったが、余裕の笑顔。ガルシアも「彼への返答はファック・ユーだ。自分は未だに彼のこと知らないし、パッキャオのことをKOしに行く姿勢が気に入らない。パッキャオのような選手を倒そうとしている姿勢 は全くもって尊敬はできないので、とりあえず彼はキックボクサーだけれども、ボクシングを教えてやる」とした。
安保は「俺のことを誰か知らないと言ったけど、お前は1年間、ボクシング出場停止を喰らってるから、日本でこうして試合できるんやろ、感謝しろ。お前あんまり調子乗るな」とし、今年4月の試合でドーピングと体重超過でボクシングから1年間試合停止を喰らったガルシアを嗜めた。
そして「俺はこの気持ちに欠ける思いは強い。ボクシングでもライアン・ガルシアと戦ってもいい勝負ができる、むしろ勝てるとさえ思っている。結果で証明して安保瑠輝也という名前を世界に轟かせる。お前、覚悟しとけ!」とガルシアを挑発した。
ガルシアは「リラックスしてここに来てたけど、目が覚めてきた。フレンドリーなつもりできたけど、仲良くするつもりは全くない。彼をKOする準備はできている。もうフレンドリーなものではない」と返し「パッキャオとの試合で安保は若くて、自分の名前を売るのに必死だったなっていう感じがする。その気持ちが先行して、自分のリスペクトする大先輩のレジェンドに対してKOする気でで戦ったのが非常にムカついた。 今回はパッキャオよりも若くてスピードのある選手が相手だ。全くもってあんなパフォーマンスでは話にならない。そしてMMAファイターであるショーン・ストリックランド(元UFCミドル級王者)にボコボコにされてる動画を自分からアップしてることも、凄くダサい。MMAファイターにボコボコにされてるようだったら話にならない、 全く問題にならない」とレベルが違うと返す。
そして安保は「お前、ヘビー級の相手と戦ったことがないだろ」と突っ込むとガルシアは「俺はパウンドフォーパウンドの王者をぶっ飛ばしているし、お前はMMAファイターにボコボコにされている。そんなので俺に勝とうなんて思い上がりも甚だしい。お前が持ってるのは身長がでかいだけ、さらに底上げのブーツを履いてダサい格好をしている変なヤツなんで本当の試合をしたいのなら俺が見せてやる」とガルシアは徐々に熱くなった。
今回のルールでガルシアの不利な部分といえば、ガルシアは現在スーパーライト級(63.5kg)で戦っているが、今回は約6kg重い69.4kg契約だ。それについては問題はないとしたが、通常3分の試合が2分になるということについては「アマチュア以来、戦ったことがなく、新しい戦い方が必要になるが、当然、世界タイトルと同じく、本気で練習して試合をしに行くので素晴らしいものになる」とし「素晴らしい、エキサイティングな試合、そして確実なフィニッシュ、それが見られることを約束します。そして安保はここで終わりです。 もうこの試合が終わったら、誰も安保について喋ることはないでしょう。自分がここに勝って、自分が次に進むだけ。そして大晦日、日本でたくさん楽しい思いして、美味しいラーメンを食べて、ファンに挨拶をして、日本のファンは素晴らしいので、本当にとにかく日本を満喫して帰りたいと思いますので、そういったものをライアンガルシアから期待できると思います」と倒す気満々だ。
ルールはほぼ相手の土俵の安保は「ガルシアの左フックは世界トップレベルのスピード、パワーを持っていると思う。それは警戒しているし、それに合わせる練習もしてきている。彼の弱点は若さゆえの荒さ。勢いはあるけど、後半になってきたらそういう部分でチャンスがあるかと思う。そこを突きたい」と語った。
その後のフェイスオフでは互いに熱くなり危険なものとなったが、果たして勝負の行方は!?
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