【ONE】元K-1女王KANA「KO決着の可能性」対する最強女王ペッディージャー「KOしたい」共に”打ち合い”希望！

2025/03/18（火）UP
（最終更新：2025/03/18 03:09）

　3月23日、さいたまスーパーアリーナにて開催される格闘技イベント『ONE 172』の［ONE女子アトム級キックボクシング世界タイトルマッチ］で対決する王者ペッディージャー（タイ）と、元K-1王者のKANA（Team Aftermath）が17日、会見に登壇。互いに”打ち合い希望”を宣言し、両者KO決着の可能性も示唆した。

【フォト＆動画】殺傷力高すぎ！女王ペッディージャーの壮絶KO集、秒殺葬・ボディ悶絶・顔面流血…

　ペッディージャーは23歳にして、200戦以上を超える戦績を持つ女子ムエタイのトップ。ONEではムエタイ＆キックで6戦し無敗、うち4KOという攻撃力を持つ。
　強烈なボディブローと、多彩で威力ある蹴り技を併せ持つ。

　KANAはK-1女子を長年けん引してきた存在。ONE初挑戦ではいきなり世界トップ級のアニッサ・メクセンと戦い判定負けも、今年1月には判定勝利した。
　”倒せる女子”として接近戦での打ち合いを好み、近年はヒット＆アウェイも使いこなし幅を広げる。

　ペッディージャーは会見でKANAについて「非常に興味を持っていて、よく見ていた。スピードも速く、ステップが早く、パンチも強い。自分のスタイルに近いところでも興味がある」とかなりの高評価だ。

　近い距離での打ち合いを得意とするKANAの戦い方について「本来、私も打ち合いのスタイルが好き。KANA選手打ち合うスタイルであることも非常に嬉しい。彼女に合わせて打ち合いのできる試合、それをすることで楽しい試合になると思うので、そんな試合を届けたい」と打ち合い望む所。

　女王としてどのような勝ち方をと問われると「機会があればKOしたい」と笑顔で殺気満々だ。

　対するKANAは、そんなペッディージャーに「全てが揃った最強のチャンピオン。この世界この階級でペッティージャー選手に勝てる選手は、今世界に自分しかいない。チャンスを1回でものにする」とメラメラ。

　ペッディージャーが打ち合いに応じることを聞くと「彼女はどの距離でも戦える。自分も打ち合う距離になったら、ペッディージャー選手と打ち合いたいと思ってて。本当にKO決着になる可能性もある」と激闘を予告する。

　続けて「自分もダウン取られる可能性も、ダウンを取る可能性もしっかりプランの中にある。打ち合うシーンは打ち合おうと思う」と、”打ち合い前提”のプランだと明かした。

　そして「下馬評的には”世界”が勝ってますけど、日本開催ということで、日本人の力を見せつけないといけない。タイトルマッチ1試合目が自分の試合。自分が勝てば、絶対に良い流れが日本人選手に出来る。1発目しっかり勝ってバトンを繋げる」と日本を背負って勝利すると宣言した。

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