角田夏実が会見「朝53キロでした」相手とは37キロ差!明日、無差別級全日本へ
女子柔道パリ五輪金メダリストの角田夏実(32=SBC湘南美容クリニック)が、4月20日に開催される無差別級の大会『第40回皇后盃全日本女子柔道選手権大会』(神奈川・横浜武道館)の前日会見に出席。今朝の体重は約53kgだったという角田、一回戦の相手・鋳山真菜実(17=生光学園高3年)との体重差は約40kgとなる。果たして勝てるのか。
【フォト】明日、無差別級に出場する角田の全身写真、2ヶ月前のプールサイドでのバキバキボディも
会見に出席した角田は、現在の心境を「不安や怖さもあるのですが、この大会に出られることを嬉しく思うので、精一杯頑張りたいと思います」とし、「ここで階級別とは違った、どこまで自分が戦えるのかという柔道の楽しさを知れる大会になるのかなと思っています」と語った。
無差別大会の魅力は「小さい選手が大きい選手に立ち向かって、どこまで食らいつけるかという部分と、また柔道のルールの範囲内で、大勝負だけではなく作戦を立てて戦っていくこともできるのかなと少し思います」と階級にとらわれない試合の面白さをアピール。
体重調整も「食事制限がない中でしっかりウエイトして体を作ってきたんですけれども、自分の体重は今日の朝も53kgジャストぐらいだったので、これがいちばん動きやすくて戦える体重なのかなと思ってます」と現在の体重を明かす。一回戦で対戦する鋳山は90kgで、約40kg差の相手と試合することになる。
現在の柔道のルールでは、双手刈(もろてがり)などの足取り技(足を持っての技)が禁じ手ではあるが、今大会では特別に許可された。
角田は、これまでYouTubeなどで足取り技について練習で試す姿も公開してきたが「(足を)持っちゃダメっていう意識の方が強かったので、最初練習し始めた時に、やっぱりワンテンポ遅れてしまったりして」と明かす。しかし、練習する中で「足持ちで攻めるだけじゃなく、相手の技を防いで、そこから攻めて展開する時に足を持ったりとか。そういう使い方もできるのを経験してきたので、それを試合でうまく使えたらいいなと思ってます」と、試合での使い方もイメージできるようになった様子だ。
今年6月の世界選手権を辞退した経緯について聞かれると「オリンピックに出る前から、この大会に挑戦してみたい気持ちはあった」と話す。また、今年2月のグランドスラム・バクー大会に出場した時に「少し巴(投げ)の感覚だったり、その辺のずれを感じていて」と説明し、「世界選手権までに自分の柔道が作れるかっていう部分と、この大会に出たいという思いの部分で、両方を取るかって言った時に、どっちも中途半端になってしまうんじゃないかなと思ったので、今回はこの大会を選ばさせていただきました」と答えた。
次の目標についても記者から質問が飛んだが「練習していく上で自分の技を見返してみて、48kg級で戦える状態に仕上げることができれば、また階級別の試合に出たいなと思っております」と、再び階級別の試合に出る可能性もあるという。
今大会は有観客で開催されるが、角田はファンへ「オリンピックのような巴投げや関節技を出せるかと言われると、自信はないのですが、うまく組み手や動きを使って、少しでも自分らしい柔道を出しながら戦えたらいいなと。皆さんの期待に応えられるように、少しでも応えられるように頑張りたいと思います」とメッセージを送った。
明日の試合では「挑戦者として一戦一戦しっかり頑張りたいと思います」と意気込みを語った角田。まずは一回戦、約40kg重い相手に角田はどう戦うか。
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