【極真：世界体重別：結果】日本が男女で４階級で金、ロシア３階級の猛攻＝松井館長

2025/04/27（日）UP
（最終更新：2025/04/28 10:25）

第7回『全世界体重別空手道選手権大会』
主催：国際空手道連盟 極真会館
2025年4月27日（日）東京体育館

　4年に一度の体重別の世界大会が、男子４階級、女子３階級で行われ,日本は男女で４階級で金、ロシアが３階級を獲得した。

【決勝戦：男子重量級】
●西村界人(日本）
本戦4-0
○コバレンコ・コンスタンティン（ロシア）

　西村は一昨年の世界大会で準優勝。一度引退したが、準優勝のままでは終われないと今大会に復帰した。

　西村はコバレンコの入りに合わせカウンターで下段蹴り、ヒザ蹴りと細かく合わせる西村。コバレンコの突きの連打にも素早く下段、ヒザ蹴りを合わせる。しかし、後半、コバレンコの手数が増え西村がやや押され始め、判定4-0でコバレンコが勝利。

※荒田は準々決勝で敗退

　今大会で引退する長年トップ選手として活躍した荒田昇毅。大型選手のロシアのマキシムに本戦は２−０、延長でマキシムが足払い下段突きで技ありかと思いきや、掴みがあり取り消し注意に。

　以降もマキシムの怒涛の突きの連打に動きが止まる荒田。互いに掴みと密着で注意２があったが、判定４−０でマキシムが勝利。荒田はここで現役最後の試合を終えた。

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【決勝戦：男子・軽重量級】
○グセイノフ・ラシャド（ロシア）
判定5-0
●山上大輝(日本）

ラシャドが前に出てボディの連打、ヒザ蹴りも混ぜ山上はボディが効いたようだったが、上段回し蹴りなどで対抗。しかし、終盤、手が出ず、判定5-0でラシャドが勝利した。

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【決勝戦：男子・中量級】
○大秦稜司（日本）
本戦：判定4-０
●飯塚翼（日本）

大秦が圧力をかけ攻めると、飯塚は下がり気味、しかし、飯塚は後ろ回し蹴り、上段蹴りなど高速の蹴りで攻め立てる。しかし、それをガードし前へ出る大秦。飯塚はつかみで注意１を取られる。

大秦の圧力の突きにヒザで対抗した飯塚だったが、胸は赤く腫れ上がり手数が落ちる。

判定は4-０で大秦に旗が上がった。

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【決勝戦：男子・軽量級】
○小林健人（日本）
本戦：判定5-0
●チチナゼ・ティムール（ロシア）

ティムールは間合いをとり小林を入らせない。小林の攻撃に下段蹴りを合わせ、さらにヒザ蹴りに合わせるなどペースを握る。しかし、その回転の速い展開に突きが小林の顔に入り注意１
再開後、ティムールの膝攻撃にボディを突きを合わせ効かす！徐々にティムールが下がり始め場外に。判定5-0で小林が勝利した。

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【決勝：女子重量級】
●宮本神（日本）
延長：判定5-0
○ザベリナ・エリザベータ（ロシア）

　この対戦は３度目の対決。過去２戦はエリザベータが勝利している。
本戦、足払いからの下段突きで技ありかと思われたが、エリザベータが下から蹴りで突きをさせず。
再開後、サイドからの上段、胴回し回転蹴りなどで攻めるも決定打に至らず１−１で引き分けに。

延長、エリザベータの突進に右の横蹴りをボディ、顔と上下に蹴り分ける。しかし終盤突きの回転力を上げたリザベータに宮本の手数が減り下がり判定5-0でエリザベータが勝利した。

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【決勝：女子中量級】
○小城みなみ（日本）
延長：判定5-0
●知念琉花（日本）

　互いに接近戦でのパンチからヒザ、下段蹴りの展開だったが、中盤に小城の左直突きが顔面にヒットし注意１、本戦引き分けで延長戦へ。

　延長では小城が距離を取り、蹴りを上段、下段とさらにはヒザ蹴りと蹴り分けペースを握る。終盤に突きの連打で攻め立て判定5-0で小城が勝利。女子で唯一の優勝者となった。

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【決勝：女子軽量級】
○カザリアン・アレクサンドラ（ロシア）
判定4-0
●鈴木千凌（日本）

173cmの長身アレクサンドラに8cm低い鈴木が真っ向勝負。準決勝で技ありをとった前蹴りを度々放つもアレクサンドラの突きからヒザ蹴りに苦しむ。鈴木が接近戦で密着などで注意２を取られ判定は4-0でアレクサンドラが勝利した。

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