2025/05/02（金）UP
（最終更新：2025/05/02 20:44）

萩原が西谷戦へ意気込みを語った

　5月4日（日）東京ドームにて開催される格闘技イベント『RIZIN男祭り』の事前インタビューが、2日（金）都内にて行われた。同大会の［第13試合　RIZIN MMAルール　5分3R　66.0kg］で対戦する、萩原京平（SMOKER GYM）と西谷大成（JAPAN TOP TEAM）が、それぞれ試合に向けての意気込みを語った。

【動画】萩原京平の剛腕炸裂！海外強豪を右ストレート＆パウンド葬

　萩原は「調子も良くて、やれることは全部やったし、減量も順調」と仕上がりの良さを強調。相手の印象については「打撃もしっかりできて、MMAファイターとして油断できない」と語り、「東京ドームは初めてなので、だいぶ楽しみ。どんな感じか見たい」と、大舞台に胸を躍らせる。

　試合展開については「全局面で戦って、逃げずに自分が成長したところを見せたい。最終的にはフィニッシュしたい」との展望を示す。相手が宣言している”バックチョーク”についても「極めが強いグラップラーと練習して体幹も良くなってきてる。相手の思うようにはいかない」と自信をにじませた。

　また、萩原は「相手ではなくて、自分との戦い。15分の中で弱い自分が出てくるときもあると思うので、そこでどう勝てるか。逃げずにやってきたっていうのが自信にもなるし、どれくらい追い込めるかをやってきた」と、内面での戦いにも言及していた。

崖っぷちから這い上がる覚悟を語った西谷

　対する西谷は「長いようで早かったような。やれることはやってきたかな」と落ち着いた様子を見せる。「（朝倉）未来さんたちと出る東京ドームという場所は凄い場所だけど、あんまり気にしていない」と自然体で挑む姿勢を見せた。

　萩原については「地下格闘技や小さい団体で一緒の試合の日があったり、面識があった。何かの縁なのかな。あのころからアグレッシブなファイトをしていて、10年ぶりくらいに、清算というか結果でどちらが強いか出したい」と語り、「萩原選手は打撃が強いし、打撃で倒してやりたいというのはあるけど、こかして弱点であるバックチョークで極めるってのも多いと思うので、そこをしっかり攻めたい」と具体的な戦略も明かした。

　そして「なんにせよ勝ちます！崖っぷちだけど、練習したら俺、負けないですよ。負けるときは練習してなくて調子乗ってるとき。今回はまあまあ練習したので、負けないと思います。お待たせしましたって感じですね、待たせてなんぼかな」と、冗談を交えつつ、崖っぷちから這い上がる覚悟をにじませた。

　お互いに打撃スキルが高いファイターで、組み技ではやや西谷が有利か。萩原は徹底してグラウンド対策をしてきた可能性も高く、それだけにハイレベルな攻防が見られそうだ。

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