【K-1】元王者レオナ、”2.2kgオーバー”天野颯大に激怒!K-1追放と当日計量を要求
5月31日(土)神奈川・横浜BUNTAIで開催される『K-1 BEYOND』の前日計量が、30日(金)都内にて行われた。同大会の[第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント]のリザーブファイトに出場する、元同級王者レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)はリミットの60.0kgを59.9kgでパス。しかし、相手の天野颯大(キング・ムエ)が62.2kgと2.2kgオーバーとなってしまった。
【フォト】体重超過した天野のボディ、レオナは“バキバキ”筋肉!
2kg未満の計量オーバーの場合、試合成立自体は可能だが、それ以上のため本来は天野が失格負け。レオナサイドとK-1運営、天野サイドとの協議を重ねると、宮田充プロデューサーはコメントしたが、トーナメントの会見には両者が出席した。
レオナは、“反乱軍(仮)”のTシャツを着て、姿を現すと、宮田プロデューサーに対して、「おい!お前が推薦してきた選手ってのはそんなもんか?2.2kgオーバーじゃ試合できないんだよ。どうするんだよ?おい!なんか言えよ。お前のせいで、8人に迷惑かけてるんだよ。ポンコツなプロデューサー、前から言ってるよな」と言い掛かりを付ける。
宮田プロデューサーは、マイクを持つと「今回トーナメント仕上げてきてくれた選手に対しては改めて、主催者としてお詫びします。申し訳ありませんでした」とコメント。
天野に対して、レオナは「天野の(ジムの)代表いるの、呼べよ!話させろ」といって、キングムエの佐藤孝也代表を呼び寄せると、「2.2kgオーバーと分かった時点で、謝りに来るのが筋だろ。天野君2回目ですよね?僕、1年半ぶりの復帰戦で楽しみにしていたんですよ。そういう選手がいるから、今の格闘技界どんどんダメになっている」とダメ出し。
続けて、「明日やってあげるから、条件を出します。ふさわしくないやつはいらないってことで、天野君は明日(試合)やって、K-1から『さようなら』ってことで。僕が当日63kgくらいなので、主催者と話すけど、明日63㎏の戻しでやるってのでどうか。初めてだったら目をつぶるかもしれないけど、2回目だし、階級間違えてるんじゃないかなって」と戻し制限を付けての対戦を要求。
レオナとしては、当日13時からの本戦スタートだが、午前11時に63kgリミットの戻し計量を望むという。さらに、「天野できるのかできねえのか言えよ。こっちは命かけてやってるんだよ」と呼びかけ、宮田プロデューサーのコメントでいったんは協議する運びとなった。
果たして、レオナと天野のリザーブファイトは実施されるのか。
<計量結果>
▼第1試合 第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)→59.9kg
vs
天野 颯大(キング・ムエ)→62.2kg(2.2kgオーバー)
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