【K-1】サッタリと“30戦無敗”ターザンが新王座決定戦、リュウが無念の欠場
5月31日(土)神奈川・横浜BUNTAIで開催される『K-1 BEYOND』の記者会見が、26日(月)都内にて行われた。同大会の[K-1クルーザー級タイトルマッチ]に出場予定だった、リュウ・ツァー(中国)が鼻骨骨折で欠場。代わりに、マハムード・サッタリ(TEAM大和魂)vs.ティアン・ターザン(オランダ)の新王座決定戦が決定。当初サッタリと対戦予定だったレダ・ゼイディ(ARJ Trainingen)は欠場となった。
【動画】これが“30戦無敗”ジャングルの王!ターザンが衝撃KO勝ち
サッタリは、「K-1に戻って、今年タイトルマッチやりたいと思っていたけど、早めのチャンスをいただけて嬉しいです。いい試合になります。相手も凄い選手だから、頑張ります」、ターザンは「直前に試合を受けてくれて感謝しています。彼との試合はエキサイティングな試合になると思います」と意気込みを語る。
今大会では、最重量級のクルーザー級(-90㎏)ファイト。豪快なKO決着にも期待がかかる中、ターザンは「チャレンジは好きなので、強い相手と戦うことに対して、ワクワクしている。(相手は)だんだん年を取ってきているかな、爆発力、スピードがあるので、自分は好きなファイトスタイルでかみ合うと思うし、瞬きをしない方がいい。ただ、正直全て自分が上回っているし、2R目にKOで勝つ。土曜日の試合は必ずKOで終わるので、楽しみにしていてください」とアピールした。
ターザンの自信満々のKO予告を聞いたサッタリ。日本語でインタビューに応じ、「見てみるよ。楽しみです」と笑顔でコメント。続けて、「レッツゴー、いい試合になりそうです。皆さんも絶対に楽しみにしていると思うし、リアルファイト。お互いにKOして、ぶっ壊したいと思うから、いい試合になりそう。でも、結果はサッタリ勝ち」と言い返した。
急遽の戦いとなったが、両者ともクルーザー級トップ選手で、むしろ注目度が上がったといってもいいだろう。
なお、リュウは保持していた王座を返上。宮田充プロデューサーは、今回の勝者とのタイトルマッチのオファーを出す予定だと、コメントしている。
<選手データ>
サッタリは、Krushクルーザー級王座を獲得・防衛し、同年K-1 AWARDSでベストKO賞を受賞。2022年のK-1無差別級トーナメントで優勝後、THE MATCH 2022でもKO勝利を収め、日本で名を挙げた。以降は強豪との激戦が続き、2023年以降は連敗も経験し、K-1王座には届かず。今回急遽チャンスが巡ってきた。戦績は、23戦20勝(12KO)3敗。
対するターザンは、幼少期から陸上と体操で鍛えた高い身体能力を武器に、キックボクシング転向後はEnfusion世界ライトヘビー級・クルーザー級の2冠を達成。K-1初参戦となった同年12月にはRUIを27秒でKOし、2025年2月にはカルロス・ブディオも撃破。K-1での存在感を一気に高めた。戦績は脅威の30戦 30勝(27KO) 無敗。
『K-1 BEYOND』
2025年5月31日(土)横浜BUNTAI
<追加カード>
▼第16試合/第5代K-1 WORLD GPクルーザー級王座決定戦/3分3R・延長1R
マハムード・サッタリ(TEAM大和魂)
vs
ティアン・ターザン(オランダ)
<中止カード>
▼第17試合 K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
リュウ・ツァー(中国)
vs
ティアン・ターザン(オランダ)
▼第11試合 K-1クルーザー級/3分3R・延長1R
マハムード・サッタリ(TEAM大和魂)
vs
レダ・ゼイディ(ARJ Trainingen)
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