【岡山ジム興行】代打の古河拓実、髙橋聖人を下してトーナメント制覇
▼セミファイナル(第10試合)special fight ワンキャッチワンアタックルール 55kg契約 3分3R
○長谷川海翔(誠剛館/RISEスーパーフライ級2位)
TKO 1R2分45秒
●河野直次郎(CLIMB GYM)
キッズ時代、岡山ジム主催興行や岡山ジム創始者である在間啓一顧問が立ち上げたスーパーカラテにも出場した長谷川が参戦。宮﨑を拠点に活動する河野と激突した。
聞けば、誠剛館の初代館長(長谷川の叔父である拳剛の父)と在間顧問は兄弟のように仲がよく、生前は「拳剛をよろしく頼む」という言葉さえ残していたという。今回岡山ジムからのオファーに対し、長谷川サイドが快くOKを出したというのも頷ける。
もっとも長谷川はRISEで王座奪取まであと一歩というところまで迫った実力者であるだけに、今回の対戦相手選びも困難を極めた。そうした中、立候補してきたのが河野だった。確かにここで長谷川を食うことができれば、知名度は一気に上がる。
しかし、現実の世界は厳しかった。1R開始早々、長谷川はスピードと手数で河野を圧倒。面白いようにワンツースリーとパンチの連打を決め、ローやミドルでボディや下半身を削っていく。そして右でダウンを奪うや、一気にパンチの連打を畳みかけ、2度目のダウンを奪う。その後も長谷川が連打を放つと、河野はクラッとバランスを崩した直後、ちょっと間を置いてキャンバスに崩れ落ちた。よほどダメージがあったのだろう。しばらく立ち上がることはできなかった。
試合後、マイクを握った長谷川は「子供の頃、岡山ジムの大会に何度か上がったけど、一度も勝つことができなかった」と吐露。続けて「今日初めて勝って良かった」と話すと、最近急増中といわれる女性ファンから黄色い声援が飛んでいた。
▼第9試合 ワンキャッチワンアタックルール 55kg契約 3分3R
○HIROYUKI(RIKIX)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-26
●ビョン・ソンジ(韓国/MUYEMARU)
岡山ジム主催興行の常連であるHIROYUKIが登場し、一時は母国の散打代表として活動していたビョンと拳を交わした。かつて日本のリングにも上がった経験を持つビョンだったが、この日はいつになくパワフル。1R開始早々、軽量級とは思えぬミドルキックで場内をどよめかせる。
しかし、ちょうど夏休みということで家族を引き連れ岡山入りしたHIROYUKIは子供たちの前で無様な姿を見せるわけにはいかない。明らかに劣勢という流れの中、右クロスをクリーンヒットさせ、逆転のダウンを奪う。こうなったらHIROYUKIのペースになると思いきや、ビョンのスタミナは落ちない。
2Rになると、逆にギアが上がったようなペースで攻め込む。もっとも、この日のHIROYUKIは冷静で、勝負どころではキッチリと返して相手の連打を許さない。結局、30-27(×2)、30-26のスコアでHIROYUKIが勝利を飾った。敗れたとはいえ、ビョンは好戦的なファイターだったので再来日を期待したい。
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