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【岡山ジム興行】花岡⻯がバンタム級賞金トーナメント制覇、ヒジあり同級日本一アピール

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2023/05/22(月)UP

パンチを繰り出す花岡

岡山ジム/株式会社ZAIMAX REVIVAL
『岡山ジム創設50周年記念大会』
2023年5月21日(日)東京・豊洲PIT

▼第9試合 タムラグループ presents NO KICK NO LIFE バンタム級賞金トーナメント決勝戦 3分5R(延⻑1R)
〇花岡 ⻯(橋本道場/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/元INNOVATIONフライ級王者、元KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王者)
判定3-0 ※49-48、50-47×2
●HIROYUKI(RIKIX/元新日本フライ及びバンタム級王者)

積極的に圧をかけるHIROYUKI

 花岡はアマチュアで28冠で100戦以上のキャリアを誇り、’’平成最後の怪物’’と呼ばれる。既に過去には初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王座戴冠歴もあり、最近はRISEにも参戦中。トーナメント初戦ではサンチャイ・TEPPENGYMに判定勝ち。本大会で行われた準決勝では、山田航暉の目の上を縦ヒジでカットした後、圧巻飛びヒザ蹴りで衝撃KOしている。

 対するHIROYUKIは、新日本キックボクシング協会で2階級制覇を達成。第6代日本フライ級王者、第12代日本バンタム級王者となっている。ド派手な技でKO勝利を収めることで知られている。本大会で行われた準決勝では、新日本キック時代からのライバル麗也に判定勝ちを収め、決勝戦へ進出した。

花岡の飛びヒザ蹴り

 1Rから右構えの両者は左ジャブ、ローなどで様子をうかがう。随所でHIROYUKIが左ジャブを当てて、ワンツーまで繋ぐ。積極的に圧をかけるHIROYUKI、花岡はやや下がりながらの攻撃にはなるが押されている印象はない。

 2R、スイッチを使いながらミドル、ロー、ワンツーと攻撃を散らす花岡。HIROYUKIもしっかりガードを固めて、ローを強打して対抗する。

ヒザ蹴りを突き刺す花岡

 3R、花岡はHIROYUKIの圧に対して、顔面前蹴りで対抗。前蹴りでHIROYUKIを突き放し、ワンツーや左右フックを出す。

 4Rにはボディ打ちをめりこませ、本日の準決勝でKO勝ちを収めたヒザ蹴りを繰り出していく。HIROYUKIも辛抱強く攻撃を返すが、花岡の技のバリエーションとスピードを見せつける展開に。

花岡が勝利

 5Rにはヒザ蹴り、後ろ回し蹴りなどの攻撃を見せつつ、最後は近距離で打ち合い。HIROYUKIも気持ちを見せ、左右フックで打ち合い終了のゴングが鳴った。

 ジャッジは3者とも花岡を支持。リベンジに燃えるHIROYUKIを花岡が振り切って、トーナメント制覇を成し遂げた。マイクを持った花岡は「これで僕、ヒジありバンタム級日本1位でいいんじゃないですか」とアピールした。今後はヒジ無し含めて、活躍していく構えを示していた。

▶︎次ページは、安本晴翔vs髙橋聖人

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