【訃報】伝説の空手家 盧山初雄が78歳で死去、“ローキックの鬼”で全日本制覇

盧山初雄氏が逝去、写真は22年、館長退任の日に転掌の形を披露
極真空手道連盟・極真館は8月3日(月)、同館会長の盧山初雄(ろうやま・はつお)氏が、同日16時48分に死去したと発表した。78歳だった。かねて病気療養中だったが、容体が急変したという。
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極真館事務局は「度重なる大病と最後まで気高く闘い抜きました」と報告。葬儀は家族のみの密葬として執り行い、弔問、香典、供花は辞退する。後日「お別れの会」を開催する予定で、詳細は決まり次第発表される。
盧山氏は1948年3月31日、埼玉県行田市生まれ。高校1年の秋に東京・池袋の大山道場へ入門し、極真空手創始者・大山倍達総裁に師事した。その後、太氣至誠拳法創始者・澤井健一氏の薫陶を受け、空手家・中村日出夫氏のもとでも修行を積んだ。
1973年の第5回全日本空手道選手権大会では、決勝で山崎照朝を破って優勝。1975年の第1回全世界空手道選手権大会では、決勝で佐藤勝昭と激闘を繰り広げ準優勝に輝いた。強烈な下段廻し蹴りを武器に“ローキックの鬼”“ローキックの盧山”と呼ばれ、劇画『空手バカ一代』にも登場するなど、極真空手を代表する伝説的空手家として知られた。
2003年1月に極真館を発足させ、初代館長として国内外で後進を育成。私生活では2021年5月、73歳でウクライナ人女性のヴィクトリア・カミンスカヤさんと再婚していた。翌22年4月に館長を退任して会長となり、後任の岡崎寛人館長らを支えながら、自らも武道の探求を続けていた。
極真館事務局は「生前のご厚誼に深く感謝申し上げますとともに、謹んで会長のご冥福をお祈り申し上げます」と結んでいる。
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