TOP > 試合結果 一覧

【PRIDE】12・31ヒョードルが苦戦の末に一本勝ち! 五味は石田を秒殺KO、吉田はまさかの敗戦

フォロー 友だち追加
2006/12/31(日)UP

▼第8試合 PRIDEルール
ジェームス・トンプソン(イギリス/チーム・トロジャン)
TKO 1R7分50秒 ※セコンドからのタオル投入
吉田秀彦(日本/吉田道場)

 昨年の小川戦に続き、吉田は道衣を脱いて試合に臨んだ。トンプソンはゴング&ダッシュを仕掛けるが、吉田はそれをしっかりと受け止めて綺麗な内股でテイクダウンを奪う。

 そしてサイドから腕十字を狙う吉田だが、トンプソンはバスターでそれを外す。すぐにアキレス腱固めに移行する吉田。トンプソンはそれをディフェンスしながらパンチを落とすが、吉田はトンプソンの足を離さない。

 吉田は腹ばいになってトンプソンの足を締め上げると、トンプソンは苦悶の表情を浮かべる。しかしトンプソンはこれを耐え抜き、スタンドの互いに殴り合いに持ち込む。しかしここで優位にたったのは吉田! 豪快な右フックを当てて、トンプソンを後退させ、投げで二度目のテイクダウンを奪う。

 上四方からアームロックを仕掛けていく吉田。しかしトンプソンは前転して何とかディフェンス、腕が抜けるとタックルでテイクダウンを狙う。するとここから試合の流れが一変、今度はトンプソンのパンチが吉田の顔面を捕らえ、吉田が尻餅をつく。トンプソンの踏み付けをキャッチした吉田が足関節を狙うが、逆にトンプソンも足関節を仕掛ける。

 これは極まらなかったが、トンプソンがタックルで起き上がり、パンチで前に出ると吉田がロープの外に落ちるというアクシデントが発生。

 吉田はなかなか立ち上がることが出来ず、何とか立ち上がって試合再開となるものの、どこか動きが鈍い。

 そのためトンプソンのパンチとヒザ蹴りを被弾、トンプソンの左フックとヒザ蹴りをモロに受けてしまい、ダウン気味に倒れてしまう。

 ドントムーブとなるも、ほとんど動くことが出来ない吉田。トンプソンがマウントを取ったところで、セコンドからタオルが投げ込まれた。

 まさかのTKO勝利に喜びを爆発させるトンプソン。一方の吉田は一人で歩くことが出来ず、タンカで控え室に戻るほどのダメージを負ってしまった。


▼第7試合 PRIDE武士道ルール
五味隆典(日本/久我山ラスカル)
KO 1R1分14秒 ※左ストレートから鉄槌の連打
石田光洋(日本/T-BLOOD)

 石田はステージ上でチーム茨城と肩を組んでサークルを作り、いつもどおり日の丸の旗を肩にリングへ歩を進めた。一方の五味は大歓声の中、2本のベルトをバックに無表情で登場した。ルールチェックの際、両選手ともに目は合わせない。

 1R、石田が左のハイキックを空振り、五味はノーガードで体をグニャグニャと動かす。低く構えてパンチを狙う五味に、石田が再び左ミドルキック。すぐに五味が左フック、石田は低く潜り込んでの片足タックルを狙おうとしたが、五味はこれに右アッパー! 石田が後方へ倒れる!

 獰猛に襲い掛かる五味は鉄槌の嵐から石田が足を取りに来るとサッカーボールキック! そして再び鉄槌の雨あられ! 頭を抱え込んで防戦一方となった石田、ここでレフェリーが割って入り試合をストップした。五味の圧勝! 秒殺劇!

 五味は得意のトップコーナー登りを披露し、満面の笑顔で「今日は何の日? 今日は大晦日。石田選手ありがとう、また頑張りましょう。本当に強いんだけど、やっぱりPRIDE辞められないね! 寒い中、練習に付き合ってくれたジム生、国士舘大学の生徒にありがとう。今日はこんなに来てくれてサイコー! 来年アメリカ大会、世界に向けてやっていきます。皆さん、ついてきてください! ちょっと早いけどハッピーニューイヤー!」

▶次ページは藤田和之の強烈右アッパー炸裂、メレンデスvs川尻

フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・【PRIDE】ドン・フライvs高山、桜庭vsヘンゾ戦をUFCが無料公開 「“PRIDEは永久に不滅”ウイーク!」(動画あり)

・【PRIDE】藤田、UFCの刺客モンソンに敗退…ソクジュがアローナをKO葬、青木はライト級GPに向け好発進

・【UFC】PRIDEでも活躍したノゲイラ弟、ショーグンと引退マッチか

・【PRIDE】ロス会見でビッグサプライズ!あのマイク・タイソンが登場

・【PRIDE】藤田、UFCの刺客モンソンに敗退…ソクジュがアローナをKO葬、青木はライト級GPに向け好発進

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

こんな記事も読まれています

関連記事

」をもっと見る

TOP > 試合結果 一覧