【UFC】PRIDEでも活躍したノゲイラ弟、ショーグンと引退マッチか
5月9日(土・現地時間)ブラジル・サンパウロにて『UFC250』が開催予定だ。この大会で、かつてPRIDEで双子の兄・ホドリゴと共に活躍したアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(43=ブラジル)が引退試合を行うと、海外メディアが報じた。
対戦相手は、ホジェリオがかつて2戦2敗している、マウリシオ”ショーグン”フア(38=ブラジル)。ライトヘビー級での一戦(5分3R)と伝えている。
ホジェリオは日本でエメリヤーエンコ・ヒョードル、ミルコ・クロコップのライバルとして人気を博したアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの双子の弟で、ホジェリオ自身も日本のDEEP、PRIDE、戦極などで活躍した。
アリスター・オーフレイムやダン・ヘンダーソン、桜庭和志らを破った実力者として知られている。
2009年からUFCへ渡り、ライトヘビー級戦線でベイダーら強豪としのぎを削ってきた。
対するショーグンはかつて“踏みつけ大将軍”の異名を持ち、2005年8月にPRIDEでミドル級グランプリを制覇。2010年5月には『UFC』でもライトヘビー級王座に就くなど日米で実績を残したレジェンドだ。
二人は2005年のPRIDEミドル級グランプリ・2回戦で対戦し、ショーグンが判定勝利。2015年にもUFCで対戦し、ショーグンが判定勝利した。
総合格闘技のニュースサイト「MMA Fighting」によると、ホジェリオは「この試合はおそらく私の最後の試合、別れの戦いとなる」とコメントしている。
さらに「自分にとって意味ある戦いを探していた」と語るホジェリオは「2005年のショーグンとの試合は、MMAの歴史の中でも最も記憶に残る戦いの一つ。試合は私が有利だったと思うが、勝利は彼に与えられた」と言い、「2015年の試合では、私は最初の2Rで十分勝っていたと認識している。3R目は彼のものだったが、試合自体は私のものだった」と過去の判定に不満を持つ。
「私は判定に何度も意義を唱え、ダナ・ホワイトは再戦を約束してくれた。そして5年後。私は3たび彼と戦う機会を得た。今度こそ私が勝利する」とこのチャンスを逃さない。
2015年の対戦以来の2人の戦績は、ホジェリオが2勝(2KO)2敗、ショーグンが3勝(2KO)1敗1分となっている。
ホジェリオは”宿敵”ショーグンに勝利し、有終の美を飾ることが出来るか。
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