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【K-1 KRUSH】晃貴、武尊を彷彿とさせるパンチと膝蹴りで初防衛に成功

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2019/04/19(金)UP

序盤は劣勢だった伊藤(左)だが勝利を掴み取った

▼第2試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級 3分3R 延長1R
○伊藤健人(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
KO 3R 2分30秒 ※右ヒザ蹴り
●優谷(WSRフェアテックス西川口)

 1R、優谷がサウスポー。伊藤の左ローに対して、優谷が左右のフックから左ボディを返していく。終盤、伊藤の右ストレートに優谷が左のクロスカウンターを合わせ、さらに強烈な左ボディからのパンチの連打で攻め立てた。

 2Rの序盤、優谷が強烈な左ミドルで先制すると伊藤がローをすかさず返すがこれがローブローとなった。その後、優谷の飛びこみの左フックに、伊藤が強烈な右ミドルと、ボディを合わせてヒットさせ、これでダメージあったか優谷が後退する。

 3R、諦めない優谷が前に出てワンツーを振るっていくと、伊藤が右ストレート、右ボディを効かせて2R同様に後退させる。優谷は口が開いているが果敢にワンツーを繰りだす。しかし、それに伊藤が右ストレートを合わせて、さらに強烈な右ミドルをヒットさせる。明らかにボディを嫌がる優谷に伊藤はロープに詰めて強烈な右ミドルから右ボディでダウンを奪う。さらに追撃してパンチをまとめ、最後は右ヒザで優谷をマットに沈めた。


ジム移籍という大きな決断をし、復活の勝利を挙げた平山(右)

▼第1試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級 3分3R 延長1R
○平山迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
KO 2R 1分46秒
●竹内悠希(K-1ジム五反田チームキングス)

 平山は、昨年の3月K-1に参戦し現K-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者・木村フィリップミノルとの対戦経験を持つ。今回から更なる強さを求めてK-1ジム三軒茶屋シルバーウルフに移籍。復活が期待される。対する竹内はK-1ジムEBISUからK-1ジム五反田に所属を変えての第一戦を2月に行い、初回KO勝ちで幸先のいいスタートを切っている。

 1R、序盤から重い左ジャブを突き刺して、竹内をコーナーに詰まらせて右ストレート、ボディを振るっていく。竹内はミドルやローを返すも平山に上手くカットされる。平山は終盤に竹内をコーナーに詰めて豪快な右のパンチ、ロー、ヒザを散らしていく。

 2R、平山はリング中央を取って、重い右ローを竹内に放つと竹内の足が流れる。1Rのパンチのダメージが抜けない竹内だが、果敢に左ミドルを返す。しかし中盤、平山が竹内をコーナーに追い詰めて、強烈な右ボディ、右ストレート、さらに連続の右飛びヒザでダウンを奪う。これに竹内は立ち上がることが出来ず、平山の衝撃KOとなった。

 マイクを持った平山は「はじめにシルバーウルフの大宮司さんありがとうございます。会場の方、神戸で応援してくれている方もありがとうございます。最終的に結果に結び付けられたのはみなさんのおかげです。K-1の大阪大会呼んでください」と語った。


期待の19歳菅原(右)はプロ初黒星

▼プレリミナリーファイト第2試合 K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級 2分3R
●菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
KO 3R 1分08秒
○延谷美智子(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)

伸びのある蹴りで一度はダウンを奪った菅原

 菅原はK-1アマチュアで優勝経験のある実力者で今回がプロ2戦目。普段、昼間は美容学生として学校に通い、夕方からは練習が厳しいことで有名なシルバーウルフで練習に励む。デビュー前からルックスの良さで注目を集め、デビュー前では初めて密着番組の「ONE DAY」が放送されるほど注目されている。対する延谷も、K-1アマチュアで実績を残したファイターだ。

 1R、序盤、菅原はサークリングして左ミドルや右の前蹴りを当てていき、延谷は菅原の蹴りに物怖じせず前に出て、左右のフックや右ストレートを返す。前蹴りで序盤は相手のパンチをいなしていた菅原だったが、中盤以降は延谷のパンチを被弾してしまう。後半、打ち合いの中で延谷の頭が菅原に当たったとしてバッティングとなる。再開後、菅原が走り込んでの右の顔面前蹴りでダウンを奪う。

最終3ラウンドには延谷がパンチをラッシュしダウンを奪いKO勝ちとなった

 2R、延谷はダウンを取られたため序盤から前進し、左右のパンチを連続で菅原に振るっていく。菅原は顔面前蹴りで対抗するが、ロープに詰まりかなりスタミナを奪われた様子。延谷が的確にパンチをヒットさせてダメージを蓄積させていく。

 3R、2R同様に延谷は菅原をロープ際に追い込み、パンチを連続でヒットさせる。菅原は鼻血を出してしまうが、必死に左ミドルや右ストレートを返す。しかし中盤、延谷の右フックが菅原の顔面にクリーンヒットし、菅原はしゃがみこむように倒れてダウン。カウントが数えられる中、菅原はファイティングポーズを取ることができずプロ初のKO負けを喫した。


▼プレリミナリーファイト第1試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級 3分3R
●小島大輝(一信会館総本部)
KO 2R 48秒 ※左ハイキック
○寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB)

※プレリミナリーファイト第1試合に予定されていた、桑田裕太(Ωmega)vs篠原広耀(優弥道場)は両者コンディション上の都合により失格となった。よって、プレリミナリーファイトが1試合ずつ繰り上がって行われることになった。

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